新年あけましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。弊社もようやくコロナ前の状態に戻すことができそうです。これも皆様のお陰です。心から感謝申し上げます。
昨年は、3月14日の午後3時過ぎ、スタッフの一人である高栄蘭さんが職場で倒れ、翌週月曜日の17日に亡くなってしまうという悲しい出来事があり、人の命の儚さを思い知らされました。一周忌には、みんなで法要をしたいと考えています。
さて、コロナ禍を経て旅行業界も大きく様変わりしました。皆さんもお気づきのことと思いますが、パンフレット(以下、パンフ)を店先に並べてパッケージツアー(以下、ツアー)を販売する旅行会社は、ほとんどなくなりました。約50年にわたり、旅行業界では大手旅行会社がツアーを作ってパンフを大量に刷り、それを街の旅行会社に置いてもらってツアーを販売してきました。この仕組みをホールセールといいますが、これがネット販売に移行し、街の旅行会社はパンフが手に入らなくなったため、ツアーを販売することができなくなりました。
実は、コロナ前にはすでにホールセールの維持は限界を迎えていました。しかし、店舗で働く従業員やツアーを作る要員も大勢抱えていたため、そう簡単にやめることはできませんでした。ところが、コロナ禍という未曽有の危機が、ホールセールを止め、店舗を無くす決断をさせたのです。寂しい話ですが、致し方なかったと思います。
弊社はどうかといいますと、創業当時からオリジナルツアーを作り販売したいと考えてきましたので、大手旅行会社のツアーを販売してコミッションをもらおうと考えたことはありません。また、弊社のツアーを他社に販売してもらうホールセールも行っていません。販売させてほしいという旅行会社もいくつかありましたが、お断りしてきました。なぜなら、ネパールのトレッキングやモンゴルの乗馬など、弊社が扱う国・地域のツアーは、韓国や台湾、ハワイ、ヨーロッパなどの通常の観光ツアーを扱う旅行会社には販売ができませんし、私どもはお客様と直接接しながら、自社の商品を自ら販売したいという思いを大切にしてきたからです。
したがって、コロナ禍収束後、新しいツアーにも取り組んできましたが、やっていることは従来とほとんど変わりません。しかし、ここまで周囲が変わってしまうと、同じことができていることは、大変幸せなことだと最近は感じています。
昨年から、モンゴルのリバー・サイド・キャンプをMONGOL KAZE TRAVEL(MKT)が譲り受け新たに経営するようになりました。「ほしのいえ」「そらのいえ」に続いて、3つ目のツーリストキャンプです。実は、このキャンプは30年近い歴史を持ち、草原と川、乗馬、カヌー、そして熱気球が楽しめます。そして、なんと、この熱気球を弊社が運航することになったのです。是非、ご家族などでゆっくりお過ごしいただきたいと思っております。
1991年11月に創業した弊社も、今年で35年目を迎えます。重ねて、皆様のご支援のお陰と深く感謝する次第です。何卒、本年もよろしくお願い申し上げます。