つむじかぜ909号 中世ロマン残る東欧へ! 東とあるけどGo West! 号

つむじかぜ909号


中世ロマン残る東欧へ!
東とあるけどGo West! 号

【大阪支店】移転に伴う臨時休業のお知らせ

大阪支店は2023年2月7日(火)に移転します。新規店舗は2月9日(木)より月・火・木・金に営業いたします。詳細は以下のページからご確認ください。
https://www.kaze-travel.co.jp/news/news-20230109.html

大阪支店 臨時休業:2月7日(火) ※2月6日(月)17時以降は留守番電話もご利用いただけません。


特集1 海外ツアー 中世の趣の残る東欧へ

中世ヨーロッパの趣を残し、悠久の歴史や重厚な文化を感じさせる東欧の国々。スマートで現代的な西欧諸国とは一味違った古き良きヨーロッパを感じる旅にご案内します。


豊かな自然と美しい街が織り成す

ルーマニア 中世の街並みと要塞教会を巡る8日間

3名催行日本語ガイド早割

出発日 旅行代金 出発場所 催行状況 他
2024/04/21(日) ¥584,000 東京・大阪 終了 ★春の花シーズン
2024/06/22(土) ¥569,000 東京・大阪 募集中 ★初夏の花シーズン
2024/07/13(土) ¥582,000 東京・大阪 募集中 ★ひまわりの花シーズン
2024/11/02(土) ¥549,000 東京・大阪 募集中 ★紅葉シーズン
このツアーで訪れるルーマニアの街や村はヨーロッパ中世の面影を色濃く残し、街や村を散策するだけでもその時代にタイムスリップした様な気分になります。

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四季折々に広がるフォトジェニックな世界

ルーマニア マラムレシュ地方の小さな村々と木造教会を巡る9日間

3名催行日本語ガイド早割

出発日 旅行代金 出発場所 催行状況 他
2024/04/25(木) ¥694,000 東京・大阪 終了 ★春の花シーズン
2024/07/04(木) ¥652,000 東京・大阪 募集中 ★初夏の花シーズン
2024/10/31(木) ¥648,000 東京・大阪 募集中 ★紅葉シーズン
ルーマニアの最奥地マラムレシュ地方。独特な民族衣装を着た村人や素朴で美しい田園風景の数々はまるで絵画や童話の世界に入り込んだ気分になります。

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世界のコトコト(古都ⅹ古都) 街さんぽシリーズ!第一弾

大きなルーマニアの小さな村さんぽ6日間

2名催行日本語ガイド早割

出発日 旅行代金 出発場所 催行状況 他
2024/05/26(日) 要問合せ 東京・大阪 要問合せ
2024/06/16(日) 要問合せ 東京・大阪 要問合せ
2024/07/21(日) 要問合せ 東京・大阪 要問合せ
2024/08/25(日) 要問合せ 東京・大阪 要問合せ
「雰囲気が良い、景観が良い、素敵な宿泊施設がある」3拍子揃っているのがビスクリ村滞在を楽しみます。ルーマニアの良さを物語る美しくそして楽しいトランシルヴァニアの村の魅力を感じてください。

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古城ホテルにも泊まる!

かわいいポーランドの街さんぽ9日間

3名催行日本語ガイド早割

出発日 旅行代金 出発場所 催行状況 他
2024/05/24(金) ¥599,000 東京・大阪・名古屋 終了
2024/06/21(金) ¥618,000 東京・大阪・名古屋 募集中
2024/09/06(金) ¥632,000 東京・大阪・名古屋 募集中
ポーランド南部の古都クラクフ周辺には絵本の世界のような村、妖精像だらけの街、かわいい陶器の街など歴史の中に可愛らしい要素がいっぱいです  

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特集2 春ツアーもピックアップ-其の五- 風カルチャークラブ

募集を開始している春のツアーもご紹介。“魚”の文字を冠する魚津市で魚文化に迫る国内ツアー(1泊2日)発表!

<日帰り講座>

★募集開始!

ー俵藤太で知られる藤原秀郷にスポットを当ててー

[終了]関東の名城 唐沢山城跡で新緑と歴史に浸る

出発日設定2023/04/22(土)
ご旅行代金5,940円
出発地JR宇都宮線小山駅

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★募集開始!


<国内ツアー>

★新企画・募集開始! 魚津水族館長の稲村さんの特別体験講座も

出発日設定2023/04/08(土)発
ご旅行代金48,500円
出発地あいの風とやま鉄道魚津駅

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《風の縁shop》カザフ刺繍のきせかえ壁掛け3点セット

モンゴル国の西端、バヤン・ウルギー県在住のカザフ人刺繍家カブディル・アイナグルさんによるオリジナル作品。気分に合わせ「きせかえ」ができるカザフ伝統文様の刺繍布を額装しました。フレーム1点につき、刺繍布3点付きです。

カザフ伝統文様に使われるモチーフには、家族の幸せ、家畜に恵まれた豊かな暮らしなど、それぞれ意味を持っています。うねるような曲線、大胆な色使いのカザフ刺繍は存在感があり、置くだけでお部屋の雰囲気を変えてくれるでしょう。

縫い込まれているのは、伝統が受け継がれてきた時間、文様に込められた願い、遊牧民の逞しい暮らし…。そんな空想旅行にも連れ出してくれそうな壁掛けです。

カザフ刺繍のきせかえ壁掛け3点セット


お待ちかね!風のイベント情報

【外部イベント】第533回 国立民族学博物館友の会講演会 モンゴル遊牧民の“ルームツアー”―モノの配置にみる生存戦略

草原に点在する丸くて白いテント。あの小さな空間で生活のすべてが成り立っている。住居として究極の形・移動可能なそして持続可能?な遊牧民の住居ゲル。本講演では遊牧民一家の部屋(ゲル)紹介を通して、その実態と生存戦略に迫ります。

  • 講師:堀田 あゆみ(大阪国際大学 非常勤講師)
  • 日時:2023年2月4日(土) 13:30~15:00(開場13:00)
  • 聴講方法:①会場 ②オンライン(ライブ配信)
  • 参加費:①友の会会員:無料 ②友の会会員以外の方:500円(②は会場参加のみ)




風の向くまま・気の向くまま ―第七百三十三話―

代表取締役 原 優二


異文化理解


コーランについて諸々の書物をかじってみると、イスラーム教について全く無知であることに改めて気づかされる。例えば、ラマダンの時期が何故、毎年違うのか。しかも、中国の春節やモンゴルのツァガンサルが1か月ほどの範囲で動くだけなのに年々ずれていく。原因は、イスラーム世界では、ヒジュラ歴(太陰暦)を使っているからだが、これでは季節と月が合致しなくなり農業には不都合極まりない。そこで、並行してグレゴリオ暦(太陽暦)を使っているという。

何故、イスラーム世界ではこんな不便なヒジュラ暦を使うのか。その理由は、コーランに「天地創造の日、神の啓典に定められたところによって月の数は十二であり、そのうち四ヶ月は神聖月である」と定められており、預言者ムハンマドが「純粋な太陰暦を使わなければ過ちを招く」という趣旨のことばを述べた記録があるからだという。

ところでヒジュラとは何か。イスラーム教を創始したムハンマドが622年にメッカからメディナへ聖遷したが、これをヒジュラと称しヒジュラ暦元年とした。ムハンマドは、40歳の時、神から最初の啓示を受け、613年からこれらの啓示を公に説き始めたが、アラビア人伝統の多神教を信奉するメッカの人たちから激しい迫害を受けた。一方、メディナの住民からはアラブ部族間の調停者として招かれヒジュラとなったという。

イスラーム教の肝ともいえる五行(5つの義務)とは何か。私が説明するのもおこがましいが以下の通りである。

  • 信仰告白は、ムスリムとしての最小限度の信条として「アッラーのほかに神はない、ムハンマドはその使徒である」を告白すること。
  • 礼拝は、神の唯一性を体で表すことで、定まった動作を通じ、神と向き合うことである。夜明け前、正午少しすぎた頃、午後、日没後、夜の5回行われる。礼拝の行われる場所をモスクと言い金曜日には集団礼拝をする。
  • 喜捨は、貧しい人や旅人に自分の財を与えることで、どん欲に打ち勝ち身を浄める行為とされる。
  • 断食は、ヒジュラ暦第9月のラマダン月に、病人、旅人、子供などをのぞき、日の出から日没まで一切の飲食を断ち、禁欲することが義務とされる。断食明けには祭りになる。
  • 巡礼は、ヒジュラ暦第12月に行われる、メッカのカーバ神殿、さらにメディナのムハンマドの墓へお参りすることで、少なくとも一生に一度は義務とされる。
  • (『世界史の窓』webより抜粋)

イスラーム世界では、シャリーア(コーランなどに示された信仰規則に従う)が国家統治の原則である。政教分離を原則とする近代の国家観からすると異質である。ジハードの負の部分ばかりが強調され、イスラーム世界への忌避が見え隠れする。何故、一神教は世界宗教となり多神教とどこが違うのか。疑問は尽きない。

私たちの仕事は、異文化を理解し相互に尊重する姿勢を持たないと成立しない。コロナ禍で様々なことを考える中、イスラームの世界に限らず全ての事柄に関して基礎知識が足りないと猛省している。最後の審判の瞬間を思い描くムスリムと、浄土についても考えたことすらない私とでは比較の仕様がないが、それでも少しでも理解ができるよう努めたいと思う。

原 優二が同行するネパールツアー 大募集中!

「原優二同行」マウンテンフライトで世界の屋根を堪能

【終了】【ネパール支店30周年記念特別企画】歩かずに楽しむヒマラヤ展望と世界遺産の街カトマンズ 9日間

出発日設定2023/03/18(土)
ご旅行代金356,000円
出発地東京
np-sp-30th-01 np-sp-30th-01

ツアー

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今週の更新情報 旅心くすぐる情報満載




お茶の間 旅空間 〜今週の気になるTV番組〜

▼1月21日(土)21:00〜21:53 TBS 【カンボジア アンコール・ワット】
世界ふしぎ発見!「蘇る伝説! アンコール王朝不滅の遺産」
アンコール・ワットは神宿る劇場寺院!?ミステリーハンター・神田朝香が人気世界遺産のドラマティックな魅力に迫る!
▼1月22日(日)18:00〜18:29 TBS【世界遺産】
世界遺産「一生に一度は行きたい世界遺産ベスト10」
視聴者が選んだベスト10を発表。巨大な列柱が並ぶ大神殿、北米の大山脈、謎の地上絵もランクイン。第1位はいったいどこなのか!
▼1月23日(月)09:00〜10:43 NHKBSプレミアム【ヒマラヤ】
プレミアムカフェ「原始のヒマラヤを撮る 写真家・石川直樹(2014年)」
ヒマラヤの奥地を歩き、世界で最も美しいといわれるアマダブラムからの撮影に写真家・石川直樹が挑んだ。
▼1月23日(月)16:23〜16:52 NHKBSプレミアム【日本の山】
美の壷「大地の母 山」
日本人の心のふるさと「山」。日本人が愛し、仰ぎ見てきた生命の源、山の魅力に迫る。

※次号910号は2023年1月26日頃の配信予定です

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■つむじかぜ909号(風の旅行社ウェブマガジン)

発行日 :毎週1回発行
発行 :(株)風の旅行社
送信日:2023年1月19日
送信元 :(株)風の旅行社
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