【バードウォッチングツアー添乗報告記】 宮城のガンと鷹狩り

ツアー名:宮城のガンと鷹狩り 3日間
2014年12月12日(金)~14日(日)
写真・文●ツアーガイド:簗川 堅治

みちのく宮城は日本最大のガンの越冬地です。中でも伊豆沼・蕪栗沼はマガンだけでも15万羽が越冬しています。さらに化女沼は近年数を増やしているシジュウカラガンのねぐらとして注目されています。今回のツアーは、まさにその伊豆沼・蕪栗沼・化女沼を巡るツアーで、3名の方が参加されました。


ツアーの目的でもあるシジュウカラガン600羽やカリガネの群れは、予定通りあっさりと見ることができました。また、各沼で朝の飛び立ち(雁行)やねぐら入り(落雁)も沼毎で楽しむことができました。中でも伊豆沼での10万羽ほどが乱舞する光景は圧巻でした。

ガン以外では、珍鳥ヘラサギやトモエガモ、カワアイサ、コチョウゲンボウ、ハギマシコ、トラフズクなども見ることができ、あっという間の楽しい3日間でした。寒い中ではありましたが、日本屈指の自然を堪能できたことはとてもよかったと思います。皆さんも機会がありましたら、ぜひ参加してみてください。

※担当者注:「鷹狩り実演」は鷹匠さん急病のため中止となりました。来年の企画にご期待ください。