皆さまは、現在開催中の「EXPO2025大阪・関西万博」へ行かれましたか?私はまだですが、せっかく日本、しかも住んでいる大阪でという絶好の機会なので閉幕までには必ず行こうと思っています。私の友人の1人は「通期パス」と言って、開催中いつでも(予約は必要ですが)入場できるチケットを購入し既に5回も行ったそうです。4月13日に開幕したばかり、僅か1ケ月で5回とはよっぽど見ごたえがあるのでしょう。
前評判はあまり良くなかったと記憶しています。“開催までに工事が間に合うのか?”から始まり、“入場チケット代や会場内での飲食代が高過ぎる”だとか、“会場で現金が使えないのはあまりにも不便だろう”などと言われ、最終的には“来場者数はあまり見込めないのでは?”とまあ散々心配されていましたが、蓋を開ければ、集客も順調に伸びており、大好評で満足度もかなり高いようです。閉場時間も22時から23時まで延長しようとする動きもあり、開催国としては嬉しい限りです。
ただ、一つだけ残念なのが「ネパール館」です。開幕までに間に合わなかった海外パビリオンは数国ありましたが、未だに開館を見合わせているのはネパールだけとなりました。理由は「本国の都合」で費用が支払えないため建設工事が中断しているそうで、あの国らしい(怒られますが、、)と言えばそれまでなのですが、当社は仕事でお世話になっている国だけに閉幕するまでには開館してくれることを願うばかりです。
さて、前置きが長くなりましたが、大阪市で開催された「花博」はご存知でしょうか?正式名称は「花と緑の万国博覧会」といい、今から35年前の1990年4月1日から183日間、「自然と人間の共生」をテーマに開催された東洋初の国際園芸博覧会でした。2,312万人もの来場者数を集め成功裏に幕を閉じました。因みに現在開催中の大阪・関西万博の集客目標数は2,820万人です。
その「花博」の跡地は、大阪市と守口市にまたがる約120万平方メートルもの広大な都市公園「花博記念公園鶴見緑地」となっており、季節に応じた様々なイベントが開催されるなど、今や市民の憩いの場です。私も友人とバーベキューでたまに利用するのですが、その公園内に乗馬教室があることを初めて知り、簡単な乗馬体験(40分)へ行って参りました。

広い敷地の花博記念公園鶴見緑地
さあ乗馬体験へ
受付を済ませると、ヘルメットとプロテクター・ベスト、チャップス(ズボンの上から履くカバーパンツ)を用意してくれ、本日の相棒に挨拶するため洗い場へとご案内いただき、いざご対面。「馬齢23歳の牝、品種は中間種、やや大きめで、性格は優しい女の子です!」と紹介してくれました。
また、前日の雨で足場が悪いため、親切にも屋内馬場へ変更してくれました。手綱を引き「パカ、パカ」という心地よい蹄の音を聞きながら、他の馬たちを横目に厩舎を通り抜けて屋内馬場へ向かう間、私の歩行速度に合わせてしっかりとついてきてくれます。跨り方の説明を受け、馬の背中に乗ると想像していたよりも高く「もし落馬したら絶対に大怪我するな・・・」と少し緊張。まずは常足(なみあし)というゆっくりとした歩き方からスタート。手綱の握り方や扱い方、馬のお腹の蹴り方など「進む」・「止まる」・「曲がる」の動作を一通り教わった後は、速足(はやあし)という“ジョギング”程度のスピードで走りました。馬とのリズムをうまく合わせられた瞬間は、乗りこなせている感じがし何とも言いがたい快感を味わうことができました。
本当に賢い相棒のお陰で乗馬の才能があるのでは?と勘違いする程でした。
乗馬時間は20分程でしたので、あっという間にお別れの時間。洗い場へ戻り感謝を示し体験を終えました。
優しい目、愛らしいしぐさ、馬と過ごすと本当に心が癒されますね!

ドキドキしながらの挨拶

跨った瞬間

洗い場
広大な屋外の馬場では、レッスンを受けている方々がおられましたが、乗馬は体幹が鍛えられるとあって皆様スタイルが良く本当に格好良かったです。こんな近所の町中に乗馬教室があるとは新しい発見でした。
ご興味がある方は、是非体験してみてください。

レッスン風景

こんな感じで乗れるといいですね!