出張報告記●ダイヤモンド・プリンセス クルーズ研修(2018年5月)

出張期間:2018年5月20日~5月22日 宮内 愛

今年から新しく始めたクルーズツアー。2泊3日のクルーズ研修として乗船してきました。

乗船地は神戸港。三宮からポートライナーで5分。最寄り駅ポートターミナルが近づくと、窓から巨大な船「ダイヤモンド・プリンセス」が見えてきます。神戸空港からもポートライナーで乗り換え無しで行くことができるので、海外のお客様はもちろん、関西以外に住む日本の方にもお勧めの港です。

今回のクルーズは神戸~高知~広島~別府~鹿児島~釜山(韓国)~神戸という8日間で、研修では神戸から広島までの2泊3日部分を乗船しました。
ダイヤモンド・プリンセスは、長崎県で造船された日本生まれの船です。2700名の乗客を一度に運ぶことができ、お客様の国籍も様々。今回のクルーズでは、日本人以外には、アメリカ人666名、オーストラリア人592名、カナダ264名、イギリス187名が参加国トップ5でした。デッキや船内エレベーターでは、お客様同士にこっと英語の挨拶が飛び交って外国にいるようですが、レストランの予約などは日本語スタッフがしっかり対応してくれるので、英語だけだと不安という方も安心です。

言葉の心配の次に、気になるのが服装についてです。

 日中はカジュアル、夕方以降のレストランでの食事の際はスマートカジュアル、フォーマルという風に服装指定があります。カジュアルは本当にジーンズにスニーカーでOKです。夕方以降については、乗船中に1回もしくは2回あるフォーマルの際には、結婚式の二次会参加をイメージした服装、スマートカジュアルはフォーマルより気軽でOKです。
実際には、2日目の夜がフォーマル指定でしたが、カラフルなドレスの方から、黒っぽいスーツ姿、各国の民族衣装といった様々な服装で、それぞれがおしゃれを楽しんでいらっしゃいました。荷造りの際には、よそ行きの服を1着と靴も忘れずにご用意下さい。

 旅の楽しみの食事についても、クルーズは普通の海外ツアーの旅とは少し違いがあります。お腹が空いたときにいつでも好きなだけ食べられるんです。夕食はレストランで食べますが、プールサイドにはピザやハンバーガーコーナーがあって、映画を見ながらそこで食べてもOK。お腹が空いたときには夜11時までビュッフェ形式のレストランで食事ができます。嬉しいことに、いくつかの有料レストラン以外は、食事も全てクルーズ費用に含まれています。

 「サバティーニ」というイタリアンレストランが有名です。ここは29ドルかかる有料レストランです。前菜のトマトのカルパッチョが運ばれてきただけで、そのボリュームにお得だとわかりますので、乗っている間に1度試しに体験してみてください。

のんびりプールサイドで映画を楽しむもよし、活動的にコンサートや落語を楽しむもよし、美味しいものを食べるのもよし。目的地に着くまでの移動時間も含めて、それぞれが楽しめるのがクルーズツアーの良さであり、贅沢な過ごし方だなと思いました。

リピーターが多いクルーズの旅、皆さんも是非一度体験してみてください。