【旅専主催】世界食文化セミナー 2/1(土) 絶品アジア料理のコラボレーション「ラオス料理」を楽しもう!

美味しいラオス料理の数々を堪能しました

◇日 時 :2014年2月1日(土) 18:00~20:00
◇会 場 :ラオ・タイ料理 「ランサーン」(東京・吉祥寺)
◇内 容 :《食》を通じて、ラオスの文化や歴史を垣間見るイベント

●報告者:鈴木雅子(東京本社)

今回はラオスの食文化についてご紹介するイベントです。実はラオスは知られざる美食の国。国土の多くが山岳地帯で、さらに北から南へと大河メコンが貫き、山と川の幸が豊富。また北は中国、東はベトナム、西はタイというグルメ国に囲まれ、これらの国のおいしいところを上手く取り込んだ絶品料理がたくさん!

今回イベントにご協力いただいたレストランは吉祥寺にあるラオス料理の老舗「ランサーン」。日本で最初のラオス料理店で、開店してもう25年になるそうです。オーナー兼シェフの官さんはラオスの首都ビエンチェン出身。官さんは家庭料理の味にこだわり、今でもスパイスはミキサーなど使わずにすり鉢を使って調合しています。東京でも本場の味を楽しめる貴重なお店です。

カオニャオ

弊社スタッフよりラオスという国とその食文化について、簡単にスライドショーでご紹介した後、お待ちかねの食事タイム。まずはラオス料理の真髄である「カオニャオ」をみなさんに食べていただきます。カオニャオとは蒸したもち米のこと。様々なおかずとカオニャオを一緒に食べるのが一般的なラオスの家庭料理なのです。

最初にご用意したおかずは「ソムタム・ラオ(ラオ語ではラムマークフン)」というパパイヤをライムやレモン、唐辛子で和えたサラダ。次のおかずは豚肉の「ラープ」。ラープとは肉や魚を唐辛子、ライム、香草、魚醤などと炒めた物で、ラオスのおかずの定番中の定番。どちらも唐辛子が入っているのでもちろん辛いです。実は今回は食文化セミナーということで、官さんに実際に現地の方が食べるのと同じ辛さにして作ってらいました。確かに辛いけど、この辛いおかずともっちりとしたカオニャオの相性がとても良いのです。そして次第にこの辛さがクセになってくるから不思議!

ソムタム・ラオ
ラープ

ラオス人は箸やスプーンではなく手を使って食事をします。今回はせっかくなので参加されたみなさんにも手で食べていただきました。ご飯を掌で握って固まったら、真ん中をへこませ、そこにおかずを乗せて口に運びます。みなさん、最初は手を使うのにちょっと慣れない様子でしたが、一口食べると「おいしい!」と自然と笑顔に。

こんな風にカオニャオを手で握って食べます
みなさんにも手を使って食べていただきました

さらに、豚肉のソーゼージ「サイワ」、ひき肉入りの卵焼き「カイチョームサップ」、甘辛のタレをつけて食べる焼き鳥「ピンカイ」、牛モツのスープ「トムヤムクルアンナイ」など、ラオスの家庭料理を召し上がっていただきました。

カイチョームーサップ
ピンカイ

オーナー兼シェフの官さん

食事の後に、官さんにラオス料理についてのお話を伺いました。特に印象に残ったのはやはりカオニャオ(もち米)のお話。カオニャオはラオス人にとって日本人の白米以上に大きな存在だそうです。官さんはカオニャオを食べないと食事をした気にならず、麺類を食べた後もカオニャオを食べないと何か物足りないと感じるのだとか。実際、ラオスではカオチャオ(うるち米)よりもカオニャオの方が消費量が多く、価格も安いそうです。ラオスでは上座部仏教が信仰されていて、街では早朝にお坊さんが托鉢をしていますが、人々がご飯を喜捨する際にカオニャオの方が扱いやすいという背景もあるのだとか。

そしてカオニャオはティップカオという竹製のおひつに入れるのが伝統です。竹は通気性が良く蒸気を外に逃がしてくれ、ご飯がベチャとしません。確かに、手でカオニャオを食べた後も不思議と手がベタベタになることはありません。同じ炊き方をしても、ビニールなどに入れてしまうとご飯がベチャベチャになってしまうそうです。もちろんランサーンではカオニャオはティップカオに入って提供されます。これも家庭の味を守る官さんのこだわりですね。

今回は29人のお客様にご参加いただきました。その多くはラオスに行ったことのない方々で、ラオス料理がどんな料理なのかご存知なかったと思います。でもお食事の後、みなさんからは「カオニャオの食べ方がおもしろい」「意外とアッサリしていて食べやすい」「辛いけどクセになる」など、嬉しいご感想をいただき、ラオス料理の味わい深さを知っていただけたようです。

みなさんも、是非ラオスにおいしい料理を食べに旅行されてはいかがでしょうか。


ラオスへ行ってみよう!
→ 風のラオス ツアー・旅行情報