オリンピックは近づけど、、、

つむじかぜ183号より


弊社は、(社)日本旅行業協会(JATA)の会員です。 このほど、JATAで、「ミャンマーサイクロン及び中国四川大地震 災害お見舞金募金 」をすることになりました。僅かばかりですが、弊社も募金を行ないました。少しでも、被災者の方々のお役に立てばと思います。

それにしても、両災害とも、その規模の大きさに愕然とします。加えて、二次災害のことが心配です。むしろ、この方が、ずっと深刻かもしれません。手抜き建築で中学校が倒壊し、子供を失ったあの親たちの怒りは、今後、法廷に持ち込まれるのかもしれませんが、「天災は、人災でもある」ということを改めて感じました。

また、多くの被災者の心に残った傷は、どうやって癒されて行くのでしょうか。国家の救援は、心の問題まではカバーできず、詰まるところ、親類縁者で支え合うしかないのかもしれません。この際は、何とか、政治的な問題を棚上げにして、海外のNPOなどを積極的に受け入れ、救援の手が隅々まで行き渡るようにして欲しいものです。

一方、北京オリンピックが、間近に迫ってきました。オリンピックは、スポーツの祭典です。もちろん中国にとっては国家的な大イベントですから、その開催に云々申し上げる気はありませんが、どうも、私自身は、こんな状況下では、とてもお祭り気分にはなれません。

今は、オリンピック開催に当たって、被災者への何らかの配慮がなされることを願うばかりです。

★弊社代表取締役原優二の「風の向くまま、気の向くまま」は弊社メールマガジン「つむじかぜ」にて好評連載中です。

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