ネパール人スタッフの日本研修が終了しました。

つむじかぜ202号より


2人のネパール人が、本日(10/6)約1ヶ月の日本研修を終えてネパールへ帰って行きました。途中、バンコクに2泊して、お土産を買って帰るので、カトマンズ着は、10/8になります。みんな日本でお土産買うのを、とても楽しみにしていますが、タイで買った方が安い物もあるようです。でも、2度目以上のスタッフは、みんな、日本は物が安くなったと言います。100円ショップも大好きだし、秋葉原の免税店なんかも人気があります。

NEPAL KAZE TRAVEL(NKT)のスタッフの日本研修は、既に、十数回を数えます。途中、中断したこともありますが、二度目の来日になるスタッフは、研修というより営業活動の色彩が強く、今回、来日したトレッキングガイドのスルヤは、佐賀県、北海道、大阪と忙しく動き回り殆ど東京にはいませんでした。

ネパールは、今年、念願の選挙が行なわれ、5月には王制が廃止され新しい共和制ネパールがスタートしました。しかし、2001年から、マオイストと政府の激しい衝突で、日本人観光客は、約1/5に減少してしまいました。今年、漸く回復の兆しを見せています。先日、私とスルヤ、そして、日本で働いているウペンドラの三人で、しみじみとこの七年間の長かったこと、しんどかったことをあれこれ話しました。なかなか、一旦、離れてしまったお客様に再度ネパールへ行っていただくのは容易ではありませんが、スルヤは、是非またいらしてくださいと駆け回ったというわけです。

また、一緒にやってきたNKTで経理をしているレクナット(通称カクさん)は、今回が、初めての海外旅行ということで、さぞや大きなカルチャーショックを受けたとことと思います。しかし、彼は、ガイドでもないのに、来日前に、日本語を勉強してきたのです。だから、少しですが、自分で私達とコミュニケーションを取ることができました。彼が、日本で何を感じ、ネパールに帰ってそれを家族や友人にどう語るか大変興味深いですね。NKTのスタッフに、肌で、日本を理解してもらうことも、研修の大きな目的です。

二人を温かく迎えていただき、ナマステパーティーや、ハイキングにご参加いただきました多くの皆様に、この場を借りて、厚く御礼申し上げます。

★弊社代表取締役原優二の「風の向くまま、気の向くまま」は弊社メールマガジン「つむじかぜ」にて好評連載中です。

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