「旅行業の現状と未来」について

つむじかぜ212号より


旅行産業経営塾は、1999年から5期5年間に亘り、森谷学園によって運営されました。いわば将来の経営者を育成する学校です。私は、その一期生ですが、弊社からは4人が同塾を卒業しています。

現在は、諸般の事情により休塾中ですが、そのOB会の活動で亜細亜大学『旅行業マネージメント講座』へ講師派遣を行なっています。学生に、旅行業の現状を知ってもらい、夢をもってこの業界に入って来て欲しいという願いからです。

昨日、私を含め都内のJTB法人支店の支店長と、中国専門の会社に長年勤め2004年に起業し、現在中国専門の旅行会社を経営する女性経営者3人で「旅行業の現状と未来」と題して座談会形式の授業を行ないました。

「営業の真髄は、知識ではなく自分を売ることだ」
「あの天安門事件で社外に出向に出されたが、何を売っても、物を売る基本は同じということを学んだ。どんな禍もその中でなにか学べる」
「旅行は形がないから、お客さまに無限大に提案できる。だから、自己主張ができ、自己実現が出来るんですよ。面白いですよ」

二人の話は、尽きることがありません。私は司会をしていましたが、私自身もつい、話にのめり込んでしまいました。

ところで、聴講していた学生は3年生。急転直下、就職戦線は厳しさをましているとのことで、目つきは真剣でした。くじけず、頑張って欲しいですね。

★弊社代表取締役原優二の「風の向くまま、気の向くまま」は弊社メールマガジン「つむじかぜ」にて好評連載中です。

シェアする