久しぶりの水泳

*風のメルマガ「つむじかぜ」636号より転載


夏になったからというわけではないが、プールに2回行った。水着を着るのも泳ぐのも10年ぶりくらいかもしれない。家の近くにある屋外の市民プールは、夏だけオープンされるが、日曜日は、いつも親子連れでごった返している。

そういうところは避けて、モノレールで2駅のところにある隣の市の屋内プールに行ってみた。案の定、流れるプールもウォータースライダーもなく25mプールしかないから来場者も少なくゆったりして気に入った。

入場券を自動販売機で買おうとして驚いた。10年前に比べるとかなり高い。しかも市民でないと入場料が倍になり800円もする。モノレールを使うと全部で1,200円を超える。まあ、たまにしか来ないからいいのだが、市の財政はどこも厳しいのだろうか、と要らぬ心配をついしてしまう。

先々週の一回目は、泳いだら背筋が攣りそうになった。考えてみたら背筋など使うことは殆どないから、体が驚いて悲鳴をあげたのだろう。しかし、今のプールには歩き専用レーンがある。一方通行の泳ぐレーンで25m泳いでは隣に移動し75m歩く。途中何回か休みながらこの繰り返しで約一時間。あまりやりすぎてもと自分に言い訳して引き上げた。先週は、背筋は多少突っ張るものの気にならなくなったので、スムーズに休むことなく約一時間。泳ぎ25m、歩き75mを14回繰り返し終了。なかなか順調である。

それにしても、泳ぎを習っておけばよかったと今更ながら後悔する。まるでイルカのように水をとらえてスイスイと泳いでいる人を見ると羨ましい。私などは、水の中でバタバタしているだけでなかなか進まない。だから25mが結構長い。

実は、最近、坐骨神経痛と思われる症状が出て足がしびれて間欠歩行になってしまう。特に夕方は、体が疲れてくるせいか左足が痛くなる。歩いているならまだいいが、電車で立っているのが一番辛い。脊椎官狭窄症だと思われるが、何とか手術は避けたいと思う。

正直に言えば、ダイエットを始めて2か月経つ。そのメニューにウォーキングが入っているが、脚が痛くてできないと言ったら、先生から泳ぎなさいと言われたというわけだ。ダイエットへの効果はともかく、泳ぎは実にいい。体がすっきりする。入場料800円は、サウナ付き銭湯と同じ値段である。この際、サウナ付き銭湯を止めてプールに行こうと思う。


★弊社代表取締役原優二の「風の向くまま、気の向くまま」は弊社メールマガジン「つむじかぜ」にて好評連載中です。


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