ゾルからサインバノー!3/1「奥カラコルム(バットウルジート)に行ってきました!」

サインバイノー!今日は。モンゴル・カゼ(MKT)からゾルです。

今回、私は皆様に奥カラコルム(バットウルジート)のツァガンサル(旧正月)の旅行について書こうと思います。
私はカラコルムへ何回か行ったことがありますがバットウルジートへ今回初めて行きました。

ウランバートル市からカラコルムまで360キロで、カラコルムからバットウルジートまですごく凸凹な道で80キロぐらい走ります。
途中でオルホンという川を渡って、噴火した火山の石ばかりの道を走ります。
冬の場合は雪が積もったら他の道路で遠回りします。
なんと、途中で給油した軽油が汚れていたようで、エンジンが動かなくなってしまいました。
私と運転手さんですぐに修理しましたが、安全を一番に考えて念のためウランバートルから別の車を呼んで時間かかりました。
そのためその日中にバットウルジートに到着することができなくなってしまいまた。
その日(大晦日)の夜になってカラコルムに着きました。
夜中はカラコルムからバットウルジートへの道が雪だらけで行くことができないのでカラコルムの運転手さんの知り合いの家に泊まりました。
知り合いの人がすごく親切でした。
カラコルムにある山の上に幸運のオボー(積石)があります。
元旦にはカラコルムの人達がそのオボーへ朝早く(日が出る前)に行って、その年の幸運を祈って、日の出を見て太陽からいいエネルギーをもらいます。
私たちも朝早く起きてオボーへ行きました。
オボーから帰って来て泊まった家の人達と挨拶を交わしてバットウルジートへ出発しました。
午後、バットウルジートに着きました。
バットウルジートではトゴーさんという人のゲルに泊まりました。
トゴーさんは遊牧民で馬の調教をやっている人です。
家族の構成はトゴーさんと奥さんと子供が4人で男性ばかりです。
長男の名前はガンバット、次男はガンバヤル、三番目の子はガンスフ、末っ子はガンツォグ。末っ子は来年小学校に入り、三番目の子は小学校の2年生、長男、次男中学校です。
バットウルジートで私たちは毎日、色々な遊牧民のゲルに訪問して挨拶交わしてボーズ(モンゴルの蒸し餃子)ばかり食べていました。
モンゴルのツァガンサル(旧正月)は3日間ボーズを食べます。
バットウルジート村は夏になると景色のいい所という感じがしました。川、滝、岩山、森もあります。
今は冬ですからオルホン川も凍っています。これは冬にしか見られない素晴しい光景です。
こうして、今年のツァガンサル(旧正月)は想い出にのこるものになりました。
今年も皆様に幸運が巡ってくることを願っています。

ゾル