

第244回 ハンブ ~抗生物質~
ペニシリンの化学構造 原因はラッシー(ヨーグルトジュース)に間違いない。あれはメンツィカン入学前の2000年冬のこと。ヴェナレス(バラナシ)に到着後、ガンジス川のほとりのお店で大好物のラッシー2杯(15ルピー×2)を一気 […]
ペニシリンの化学構造 原因はラッシー(ヨーグルトジュース)に間違いない。あれはメンツィカン入学前の2000年冬のこと。ヴェナレス(バラナシ)に到着後、ガンジス川のほとりのお店で大好物のラッシー2杯(15ルピー×2)を一気 […]
片膝をたててバケツを置く独特の馬乳しぼりスタイル いよいよモンゴルへの旅が近づいてきた。そこで今回は木村肥佐生氏(以下、敬称略で木村)の『チベット潜行十年』を題材として戦前のモンゴル医療事情を考察してみたい。木村は192 […]
チベット医学文化圏(注1)の一つ、それがこの夏に初めて訪れるモンゴルである。モンゴルとチベットの歴史は古く13世紀まで遡る。元の皇帝クビライ・カンがチベット仏教に帰依し、チベットと「施主と帰依拠」の関係になったことからモ […]
風カルチャークラブ座学講座「インドを知るシリーズ」を担当する、関根先生が同行のカンボジアツアーが満を辞して登場します! 南アジア史・東南アジア史に精通した関根先生と一緒に、アンコール遺跡の本当の魅力を、古代カンボジアの歴 […]
薬房の前の畑 もともと自分の薬店を持ちたいという夢はなかったし、そもそも僕はいまも昔も自分で商売を営む才覚はない。メンツィカン卒業後、日本へ帰国してからの仕事の第一希望は大学講師か、いずれにしても医学教育関係の仕事に就き […]
オウレン 黄色い蓮(はす)とかいて黄蓮(オウレン)という。高さは20㎝ほどで、キハダと同じく黄色いベルベリン(注1)を細い根に含有し、その苦味はキハダをも凌ぐ。歴史は古く奈良時代より貴重な薬草として大切にされ延喜式(97 […]
「いちばん好きな薬草茶はなんですか?」と問われれば「コーヒーです」と即答している。アロマセラピーの方から「いちばん好きな香りはなんですか」と問われれば、やはり「コーヒーが焙煎された香りです」と答えている。すると「え、コー […]
早朝の座禅 昨秋、生まれてはじめて禅を体験した。場所は富山県上市町の立山寺(りゅうせんじ)。早朝、風のツアー参加者といっしょにお堂の片隅に半跏趺坐、半眼の姿勢で座した。ほどよい涼しさが心地よい。街の喧騒から遠く離れている […]
キハダ 3月下旬、近所のおじさんから「キハダを伐採したけれど、皮を剥ぐか?」と連絡を受けた。家の裏のキハダが大木に育ち、枝が屋根に落ちてくるので伐採したという。現場に行ってみると直系40㎝、40年ものの立派なキハダが倒さ […]
昆虫展翅家・政所名積さんと行く 4/21(土)発 春の女神 ギフチョウを求めて新潟・小千谷へ 小千谷に集合する前に、こんな楽しみ方とお誘いが! ある参加者から素敵なプラン提示がありましたので紹介させていただきます。 非 […]
風カルチャークラブ企画 「熊野古道・大辺路を歩く”>」「中辺路を歩く」の講師、上野一夫さんが代表を務める、熊野古道大辺路刈り開き隊が作った大辺路 おはなし絵地図が凄い! 紀伊田辺から那智勝浦までを楽しく紹介し […]
塩田水上神社 チベット人から「オガワは仏教徒か?」と尋ねられると、当初はなんとなく「無宗教」と答えていたものだった。しかし「無宗教」は海外では誤解を招くとともに、その誤解を解消するためには多大な解説を必要とする。そこであ […]