-心で聴く、モンゴルとカザフの音色-に行ってきました!

ドンブラを説明する西村さん(左)

2013年2月23日(土)、2年前から吉祥寺の武蔵野公会堂で開催されている、モンゴルコンサート「遊牧の民の調べ -心で聴く、モンゴルとカザフの音色-」に行ってきました。

モンゴルの伝統楽器・馬頭琴のコンサートは、近年日本でも数多く開催されるようになり、モンゴルに行ったことがある方もない方も、馬頭琴やホーミー(のどうた)を楽しめる機会が増えました。私はモンゴルはもちろん日本でも沢山のコンサート会場に足を運びましたが、中でも一番好きなのはこのコンサートです。

ドルジパラム氏

私がこのコンサートを好きな理由は大きく4つ
①楽譜ではなく、五感で旋律を覚えられた在野の高名な演奏家が演奏。

②近年多くなってきたオーケストラ形式ではないので、1人の奏者の音や歌声がちゃんと聴ける。

クグルシン氏

③モンゴルの馬頭琴とカザフのドンブラのセッションはとても珍しい(しかもとても美しい音色)。

④現地に精通されている西村さんが、演奏の合間にモンゴルやカザフの歴史・風土・習慣などを詳しく解説してくれる。

このコンサートは、「NPO北方アジア文化交流センターしゃがぁ」理事長で、弊社のモンゴルツアーにも協力頂いている西村さんと、弊社主催で2年前にも同会場で開催いたしました。
その時のレポートはこちら↓
遊牧民の音楽を楽しむ-モンゴルの馬頭琴とカザフのドンブラ- ■同時開催:西村幹也モンゴル写真展


風のブースも会場に出させて頂きました

クグルシンさんのドンブラは、気持ちのよい伸びやかな歌声とともに、曲によって時に軽快で陽気に、また別の曲ではもの悲しく叙情的に演奏され、ドルジパラムさんの馬頭琴の音色は、時に動物的な躍動を表す激しい音になったかと思えば、お母さんを題材にした曲では優しい音色にと、奏者お2人の卓越した演奏技術と表現力を、今回も目の当たりしたコンサートでした。

100名以上の方が来場されたそう

風の旅行社は昨年・一昨年と、このコンサートに協賛している関係もあり、当日は弊社スタッフ数人で会場のお手伝いに行きました。

舞台上では優れた奏者として活躍されるお2人ですが、ステージを降りるととても気さくな一面もあります。

コンサート終了後サインに応じるお2人

コンサートが始まる1時間前、吉祥寺駅から会場へ行く途中の道で、仲良く吉祥寺の街を散歩されているお2人に1年ぶりに再会しました。再会を喜ぶのと同時に、2年前にレストランで打ち上げの食事中にスタッフたちで腕相撲大会をして盛り上がったときのことを今でも覚えておられるようで、懐かしい思い出話を嬉しそうに無邪気に話すお2人をまたまた好きになってしまいました(笑)。

お2人は3月に帰国されるそうです。次にお会いするのはまた1年後になりそうですが、できれば彼らのふるさとモンゴル地で再会し、素晴らしい演奏をその場所できいてみたい、そう思わずにはいられません。

西村さんが同行する特別企画ツアー




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