2026年の紅葉シーズン(10月6日発)は、新コースが登場!
1日目:旭岳ダウンヒル&ハイキング
2日目:十勝岳ヒルクライム
3日目:南富良野(金山湖)
に訪れます。
ザ・ラストフロンティア/The Last Fronter
花々が咲き乱れ、多彩な農産物の宝庫として知られる富良野エリアですが、実は開拓されたエリアとしては北海道の中で最後となった土地でした。今でこそ整備された田園地帯ですが、その昔は手のつけようのない泥炭地であり、開拓するにはもっとも不向きな土地であったのです。
アイヌの人たちはこの地を「フラ・ヌ・イ(においのするところ)」と呼び、富良野の名前は、このフラヌイが語源となっています。これはもちろん今も活発に噴煙を上げる十勝岳から流れ出る硫黄によるものです。美瑛もまた「ピイェ(脂ぎっている)」と呼ばれていたのです。
ご存知のように、今やその面影を見出すことも、感じることもできません。それどころか富良野は稲作だけでなく、メロンを代表とする果物の一大生産地であり、美瑛は「日本でもっとも美しい村」連合のひとつとして知られています。
富良野・美瑛エリアは、北海道の内陸部にあり、このエリアの中核を成しているのが日本最大の国立公園である大雪山です。アイヌの人々に「カムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)」と呼ばれた大雪山は、四季折々の表情を見せ、寒暖差も大きく、もっとも北海道らしい景色と環境が詰まった場所と言えるでしょう。
光り輝く田園風景、どこまでも伸びる直線道路、たおやかな曲線美に覆われた丘陵地帯、壮麗な大雪山の山岳景観。絶景、そしてまた続く絶景、安心で走りごたえのある道は、何度訪れても新しい発見に満ちています。
日本広しといえども、富良野・美瑛ほど多彩で走りやすいコースを発見できる場所はなかなか見当たりません。アップダウンに富んだコースはとてもエキサイティングです。
ただ、それなりに体力も必要とします。そこで100キロを超える走破性を有する最新のe-bikeをご用意しました。
レンタル車両:MIYATA CRUISE i 6180またはMIYATA RIDGE-RUNNER 6180
女性からシニアの方まで誰もが楽にお楽しみいただくことができます。どこに行くにもアクセスの良い中富良野町にあるノーザンスターロッジに宿泊しながら、美瑛・富良野エリアをくまなく、のんびりと楽しみましょう。
季節に合わせた特色あるコースを企画しています。5月は観光シーズンが本格的に始まる前、人も車も少なく、自転車で走るにはもっとも気持ちいい季節です。ラベンダーなどの初夏の花々が咲くにはちょっと早いですが、初々しく目に優しい新緑と残雪の山が美しい季節で、混雑もなく、ゆったり、のんびり。
富良野・美瑛エリアには豊富な食材を使ったレストランやこだわりのカフェも人気です。5月のコースはしっかり走るというよりはゆったりグルメライド志向。美味しい(予約制の)レストランを2ヶ所訪れます。2日目の午後は富良野のラベンダーオイルを使った虫よけ作りのワークショップなどもお楽しみいただけます。


10月は旭岳や十勝岳周辺~山麓の紅葉が楽しめる時期に設定しています。どちらかというと、紅葉を愛で、美しい山岳風景の中を走りたい方向けのコースにしています。
花々の季節が終わり、朝晩の冷え込みも顕著になる頃、観光客の姿がめっきりと減り、道民にとっては雪に閉ざされる前の豊かな楽しみが待つ季節。まさに豊穣の秋。紅葉は山から里山へと降り始め、木々は紅、黄、オレンジに色を染め、凛とした美しさを見せてくれます。


10月の初旬に十勝岳連邦に冠雪することもあり、青空に映える紅葉と雪というもっとも劇的な景色を見ることができる希少なチャンスでもあります。地元のカメラマンはこの日を今年こそはと待ち望んでいます。北海道の豊穣の秋を美味しい食事と温泉と共に一緒に自転車で駆け巡りながら楽しみましょう。
もちろん、走るだけでなく、美味しいカフェにも立ち寄り、思い出をたくさん持ち帰っていただくために写真撮影にも力を入れながら景勝地を巡ります。
ツアーの最後は毎回異なる温泉で締めくくり、ノーザンスターロッジで日本と欧風家庭料理のコラボメニューを楽しんでください。日頃の疲れやストレスから完全に解放される三泊四日です!
ツアームービー
ツアーレポート
現地ガイド
ノーザンスターロッジ・オーナー
加藤 雅明 (かとう まさあき)
30年以上スキー雑誌の編集に携わった後、2010年に中富良野町に移住し、自らも建築に携わりつつログハウスを立ち上げノーザンスターロッジを開業。これまで500誌以上の雑誌づくりに関わり、海外渡航歴は100回を超える。日本雑誌写真記者会会員として冬季オリンピック代表カメラマンを勤め、数多くの国際大会を取材しながら世界のスキーリゾートを訪れ紹介してきた。学生時代は探検部に所属し、ケニア、パキスタン、中国を放浪。登山、ラフティング、ケイビングなどをかじる。現在は北海道雪崩研究会に所属しながら冬はバックカントリースキーを楽しみ、夏はJCTA(日本サイクルツーリズム協会)認定ガイドとして、美瑛・富良野の魅力を紹介している。
企画スタッフも同行します
東京本社
平山 未来 (ひらやま みく)
企画販売部所属。ネパール、キルギス、女子企画など。社内では写真担当とも言われている。乗馬やトレッキングなどアウトドア系ツアーに添乗することが多い。
大学在学中に内モンゴルで砂漠緑化ボランティア、豪やNZの有機栽培農家でのファームステイを経てエコツアーと出会い、sustainable tourism(持続可能な観光)を志す。大学卒業後は屋久島でカヤックやトレッキングなどのエコツアーガイドに携わった後、2005年に入社。趣味はアウトドア(キャンプ・トレッキング・カヤック・SUP・MTB)、写真、旅。やわらかい描写が好きで銀塩カメラも愛用。苔むした森や星景写真を撮るのが特に好き。玄米食を好み健康志向。メディカルアロマ、ハーブ、韓方、薬草茶など自然療法に興味アリ。動物に好かれるのが特技のひとつ。かなりアクティブに見られるが、美しい自然の中でお茶を飲んだり、手作りのおやつを食べたりしながら、ゆるりと過ごすスタイルを好む。