【ネパール】外出禁止令の実施、治安情勢などについて

◆以下、在ネパール日本国大使館からの情報です。

(ポイント)
○ ネパール軍によれば、カトマンズ盆地では、本日(9月12日)午前11時から午後5時までは5人以上の集会禁止、午後7時から明日(9月13日)午前6時まで外出禁止となります。
○ 治安情勢は徐々に改善していますが、引き続きネパール各地において、抗議活動や暴力事案が発生しており、再度、状況が激化する可能性も排除されません。

ネパール軍によれば、カトマンズ盆地では、本日(9月12日)午前11時から午後5時までは5人以上の集会禁止、午後7時から明日(9月13日)午前6時まで外出禁止となります。

カトマンズのトリブバン国際空港は、10日午後3時30分に国際線、国内線の空港閉鎖が解除されました。航空便の運行については、最新の情報をご確認ください。
ネパール軍によれば、外出禁止の時間帯でも、帰国のため空港に向かう場合は、パスポートとチケットを提示すれば各検問を通過できるとのことですが、外出禁止の時間帯には移動手段の確保が非常に困難になる可能性がありますので、外出禁止前までに空港に向かうよう心がけてください。また、空港までの道のりの安全確保に留意してください。

9月9日午後10時以降、治安維持のため軍が全国各地に展開したこともあり、抗議活動は低下しました。しかし、引き続きネパール各地において、抗議活動や暴力事案が発生しており、再度、状況が激化する可能性も排除されません。また、刑務所を襲撃する事案などが発生し、報道などによれば、ネパール全体で1万3千人以上(うちカトマンズ盆地内で3千人以上)が刑務所から脱走したとのことです。

在留邦人や旅行者の皆様におかれましては、不要不急の外出は控えるとともに、報道等で最新の情報を入手の上、安全確保に努め、不測の事態に巻き込まれることのないよう十分注意をお願いします。

一刻も早く収束して欲しいと願っております。