~暮らしの薬草学~
「生存」「健康」「医療」「教育」、これら4つの観点から薬草を学び、生活に具体的に活かすとともに、これからの薬草教育についてみなさんと考えていきます。
《配信形式》ZOOM 見逃し配信も予定しています
《参加費》3,300円/回 全4回一括申込の場合:12,000円
《各講座の内容》
注)弊社パンフレット「季節便vol.20」から講座タイトルが変更になっています
第一回 1月19日(月) サバイバル薬草10選
~いざというとき役立つ薬草たち~
災害でインフラが止まったとき、山で遭難して怪我をしたとき、疲労困憊したとき、そんな「いざ」というときに役立つ薬草を紹介します。
第二回 1月28日(水) 薬草・野草サブカルチャー史~健康ブームを起こした野草たち~
江戸時代には枇杷茶が、昭和10年にはカキドオシが、昭和30年ころにはコンフリーが大ブームになりました。古来より幾度となく繰り返される日本の健康ブームについて解説します。
第三回 2月09日(月) チベット医と丸薬と薬草
~草が薬となり患者を癒すまで~
ザクロ五味丸、月晶丸など、それぞれの丸薬の用い方、原材料となる薬草、それを処方するチベット医たちの姿を紹介します。
第四回 2月20日(金) 薬草と教育
~民衆と専門家をつなぐもの~
風の旅行社など様々な団体とともに開催してきた薬草ワークショップの歴史を振り返るとともに、現在の森のくすり塾の活動、そしてこれからの薬草教育について考えます。

東洋と西洋の医学を薬学で結ぶ情熱の薬剤師
小川 康 (おがわ やすし)
富山県出身。1970年生まれ。「森のくすり塾」主宰。東北大学薬学部卒。薬剤師。元長野県自然観察インストラクター。薬草会社、薬局、農場、ボランティア団体などに勤務後、 99年1月よりインド・ダラムサラにてチベット語・医学の勉強に取り組む。2001年5月、メンツィカン(チベット医学暦法学大学)にチベット圏以外の外国人としては初めて合格し、2007年卒業。晴れてチベット医(アムチ)となる。チベットの歌や踊りにも造詣が深い。2009年7月小諸に富山の配置薬を扱う「小川アムチ薬房」開店。(現在は「森のくすり塾」に改称、長野県上田市野倉に移転、開業)2015年3月、早稲田大学文学学術院を卒業。修士論文のテーマは「薬教育に関する総合的研究」 著書:『僕は日本でたったひとりのチベット医になった ヒマラヤの薬草が教えてくれたこと』(径書房)『チベット、薬草の旅』(森のくすり出版)
『チベット医・アムチ小川の「ヒマラヤの宝探し」』を風の旅行社社サイト内で連載中。


