小川康さんが誘う東秩父村へ

暮らしの”くすり塾”-東秩父村-

まずは野にでましょう

里の春(ハナモモ、レンギョウ、ミツバツツジ)

摘んだ茶葉

蒸した茶葉を手もみする

キハダ

オウレン

キハダ軟膏

紫雲膏を作る (1)

紫雲膏を作る (2)

紫雲膏

薬研と七味

薬研で擂る

出発日・参加費

出発日 時間帯 参加費 お申込み(受付状況)
2020/04/11(土) 10:00〜16:00 ¥4,950 募集中 【春】愛でる ~東秩父村の花と薬草~
2020/05/23(土) 10:00〜16:00 ¥5,500 募集中 【初夏】焙じる ~茶葉を揉み、蒸し、焙じる~
2020/07/11(土) 10:00〜16:00 ¥5,830 募集中 【夏】染める ~キハダのくすりと染色~
2020/10/10(土) 10:00〜16:00 ¥5,830 募集中 【秋】甦る ~紫雲膏を作る~
2020/12/05(土) 10:00〜16:00 ¥5,830 募集中 【冬】磨る ~薬研で磨る七味唐辛子~

講座概要

50、60年前まで薬や薬草の知識は、祖父母から孫へ、親から子へ、またはガキ大将がいるような異年齢の子ども集団のなかで、意識せずとも暮らしの中で受けつがれてきました。しかし高度経済成長や核家族化にともない教育的な地域文化が失われてしまったいま、本講座では東秩父村のおばあちゃんたちと、その孫の世代にあたる西沙耶香さんを講師に迎えて暮らしのなかにおける“くすり”文化の再興を試みます。私、小川は田舎のガキ大将のように、また、薬剤師としてみなさんを懐かしい薬の世界に誘えればと思っています。

-協力・東秩父村 野草に親しむ会-

4月11日(土) 〇春「愛でる~東秩父村の花と薬草~」

4月上旬、東秩父村はハナモモが満開になります。まずは野草に親しむ会のみなさんの解説に耳を傾けながら村内をのんびりとお花見散策します。午後、東秩父村のかつての営みや歴史を学ぶとともに、ゲンノショウコやドクダミなど薬草とともにあった農村の暮らしを振り返ります。

【行程】東武東上線・小川町駅10時集合。路線バスにて白石車庫へ。「東秩父・野草に親しむ会」の方々と合流し付近の里山を散策。
午後、白石農村センターで緑茶や薬草茶を飲みながら、講師と地域の方々から薬草や家庭の薬にまつわる歴史の話しを聞き、ディスカッション。
15時半ころ、農村センターにて解散。(路線バスにて小川町駅へ)
※集合地からの往復バス代(片道650円、約40分)は各自負担となります。

5月23日(土)〇初夏 「焙じる~茶葉を揉み、蒸し、焙じる~」

夏も近づく八十八夜、5月中旬になると東秩父村では茶葉を摘み始めます。かつては茶揉み板で茶葉を揉んだあとに特産の細川和紙の上で焙じていたといいます。本講座では60年ほど前まで続いていた茶葉の営みを再現するとともに、村で採れた焙じたての緑茶を飲みながら茶葉にまつわる歴史と化学について学びます。
※細川和紙: 東秩父村特産の和紙。

【行程】東武東上線・小川町駅10時集合。路線バスにて白石車庫へ。「東秩父・野草に親しむ会」の方々と合流し付近の里山を散策。
午後、白石農村センターで講師や地域の方々とお茶作りをします。作ったお茶を飲みながらディスカッション。
15時半ころ、農村センターにて解散。(路線バスにて小川町駅へ)
※集合地からの往復バス代(片道650円、約40分)は各自負担となります。

7月11日(土) 〇夏 「染める ~キハダのくすりと染色~」

縄文時代から現代に至るまで、日本人にとってもっとも馴染みのある薬(薬草)はキハダだといっても過言ではありません。内皮の鮮やかな黄色は胃腸薬や目薬としてだけではなく、紙や布の染色として重宝されてきました。本講座では村内で採取したキハダを用いてキハダ軟膏を製作するとともに細川和紙と布の染色を行います。そしてなぜキハダは薬として効果があるのか?なぜ簡単に染まるのか? キハダの歴史と化学について学びます。
※キハダ(黄檗):高さ5、6メートル。ミカン科の高木。日本の山地に生えている。黄色い内皮にベルベリンを含む。陀羅尼助、百草丸など古来より胃腸薬に用いられてきた。
和漢薬:中国から学んだ処方をもとに、日本人の体質にあうように開発された薬。江戸時代に発展した。

【行程】東武東上線・小川町駅10時集合。路線バスにて白石車庫へ。「東秩父村・野草に親しむ会」の方々と合流し、里山などを散策。白石農村センターにて、講師を中心に「黄檗軟膏」作り。15時半ころ、農村センターにて解散。(路線バスにて小川町駅へ)
※集合地からの往復バス代(片道650円、約40分)は各自負担となります。

10月10日(土)〇秋 「甦る~紫雲膏を作る~」

万葉集に詠まれたごとくかつてムラサキ(植物)は日本各地に群生し染色に用いられていました。特に関東ローム層と相性がいいことから武蔵野は一大産地として名を馳せていました。しかし戦後の高度経済成長とともに激減し、いまは絶滅危惧種に指定されています。そんな貴重なムラサキが東秩父村のおばあちゃんの裏庭に奇跡的に残っていたのです。本講座ではムラサキ根を用いて火傷の妙薬である紫雲膏を作るともに、ムラサキをどのように受けつぎ復興していけばいいのかみんなで語りあいます。
※ムラサキ:ムラサキ科の植物。多年草。初夏に小さな白い花を咲かせる。根が紫色の染料に用いられる。
※紫雲膏:原料は紫根、トウキ、胡麻油、蜜蝋、豚脂の五種類。江戸末期に華岡青洲によって考案された火傷の妙薬。

【行程】東武東上線・小川町駅10時集合。路線バスにて白石車庫へ。「東秩父村・野草に親しむ会」の方々と合流し、里山などを散策。白石農村センターにて、講師を中心に「紫雲膏」作り。15時半ころ、農村センターにて解散。(路線バスにて小川町駅へ)
※集合地からの往復バス代(片道650円、約40分)は各自負担となります。

12月5日(土)〇冬 「磨る ~薬研で磨る七味唐辛子~」

いまもむかしも東秩父村のおばあちゃんたちは自家製の七味唐辛子を作っています。そして3年前の2016年に開催した最初の講座が切っ掛けで、講師の西沙耶香さんは七味唐辛子の製造と販売をはじめました。大きな薬研(やげん)を用いた伝統的な製法で作っているのですが、機械で挽いたものとは風味が異なるそうです。本講座では村内で栽培された唐辛子、陳皮(みかん皮)、胡麻などを用い、西さんの指導を受けながら薬研を用いてオリジナル七味唐辛子を作ってみます。唐辛子の文化と歴史、化学にも迫ります。
※薬研:鉄で鋳造された粉砕器具。
※福来(ふくれ)ミカン:小ぶりのミカン。皮を乾燥して薬味に用いる。基本的に中身は食べない。

【行程】東武東上線・小川町駅10時集合。路線バスにて白石車庫へ。「東秩父・野草に親しむ会」の方々と白石農村センターにて、七味作りに挑戦し味見もします。その後、全員で懇談会。15時半ころ、農村センターにて解散。(路線バスにて小川町駅へ)
※福来(ふくれ)ミカン:小ぶりのミカン。皮を乾燥して薬味に用いる。基本的に中身は食べない。
※集合地からの往復バス代(片道650円、約40分)は各自負担となります。

講師

小川 康 (おがわ やすし)

東洋と西洋の医学を薬学で結ぶ情熱の薬剤師

富山県出身。1970年生まれ。「森のくすり塾」主宰。東北大学薬学部卒。薬剤師。元長野県自然観察インストラクター。薬草会社、薬局、農場、ボランティア団体などに勤務後、 99年1月よりインド・ダラムサラにてチベット語・医学の勉強に取り組む。2001年5月、メンツィカン(チベット医学暦法学大学)にチベット圏以外の外国人としては初めて合格し、2007年卒業。晴れてチベット医(アムチ)となる。チベットの歌や踊りにも造詣が深い。2009年7月小諸に富山の配置薬を扱う「小川アムチ薬房」開店。(現在は「森のくすり塾」に改称、長野県別所温泉に移転)2015年3月、早稲田大学文学学術院を卒業。修士論文のテーマは「薬教育に関する総合的研究」 著書:『僕は日本でたったひとりのチベット医になった ヒマラヤの薬草が教えてくれたこと』(径書房)『チベット、薬草の旅』(森のくすり出版)

『チベット医・アムチ小川の「ヒマラヤの宝探し」』を風の旅行社社サイト内で連載中。

担当講座一覧

講座条件・その他

会場 埼玉県秩父郡東秩父村(東武東上線・小川町駅集合解散)
定員 18名
持ち物
備考 注)各講座の内容や会場などは、材料などの都合により変更になることがあります。その場合は事前にお知らせいたします。
お申込み 【お電話】0120-987-553
【Eメール】info@kaze-travel.co.jp ※講座名、住所、氏名、お電話番号、参加人数をお書き添えください。
【WEB予約】ページ下部のボタン(黄色)よりお進みください。

講座予約

出発日 時間帯 参加費 お申込み(受付状況)  
2020/04/11(土) 10:00〜16:00 ¥4,950 募集中 【春】愛でる ~東秩父村の花と薬草~
2020/05/23(土) 10:00〜16:00 ¥5,500 募集中 【初夏】焙じる ~茶葉を揉み、蒸し、焙じる~
2020/07/11(土) 10:00〜16:00 ¥5,830 募集中 【夏】染める ~キハダのくすりと染色~
2020/10/10(土) 10:00〜16:00 ¥5,830 募集中 【秋】甦る ~紫雲膏を作る~
2020/12/05(土) 10:00〜16:00 ¥5,830 募集中 【冬】磨る ~薬研で磨る七味唐辛子~