旅行の再開

緊急事態宣言が解除され、いよいよ旅行も再開されるのではないかと期待感が膨らみます。国内は6月19日から解禁。7月末から「Go Toトラベルキャンペーン」が始まり、8月には本格的に全国で再開される予定です。

しかし、海外旅行はそのずっと後になるでしょう。現在、「検疫」が海外渡航の大きな壁になっています。もちろん、感染症の持ち込みを水際で阻止することは国の責務です。したがって「検疫」の目的を果たしつつ、海外旅行を可能にする道を探らなくてなりません。スペインのように6月から、日本も含めて可能にするという国もありますが、日本へ帰って来るときに日本の「検疫」を受けなくてはならない仕組みが変わらない限り、観光目的の渡航はできません。

そこで、私は、以下のような方法を提案しています。

海外への渡航者は、全員、空港等の検疫所等で唾液を使った抗原検査等を行い、陰性者には英文の「陰性証明書」を発行。但し、渡航先相手国がPCR検査を入国の条件とする場合は、PCR検査を実施。陽性者は隔離。
日本への入国者は、空港等の検疫所等で唾液を使った抗原検査等を行い、陰性者には英文の「陰性証明書」を発行。陽性者は隔離。現在、111の入国拒否の国に対しては、陰性者にも14日間の自主隔離を必須としているがこれを撤廃。陰性者はそのまま入国。
この方法を実現するには、相手国との協定が必要となるので、早期の協定締結を目指し、可能な国から始め次第に枠を広げていく。検査の手間や費用の問題もありますが、費用は、海外旅行をする場合は自費負担していただきます。これができれば、オリンピック開催も可能になると私は思います。

今、日本は、大変不可思議な国とみられています。何故なら、検査数が少ない上に、罰則もない緊急事態宣言による自粛だけで、流行を一旦収束させてしまったからです。ただ、それは海外からの信頼感には繋がっていません。むしろ、日本でしかできない方法だと評価され、真似しようという国は出てこないでしょう。そのうえ、流行が収まった今も、市中に無症状の感染者が多数いて、どこで感染するか分からず、再燃するだろうと見られているからです。日本人ですら、毎日を不安が渦巻く中で過ごしています。

本来は、国民すべて定期的に検査し、陽性者を洗い出して隔離することが一番です。そうすれば、居酒屋やカラオケ、ライブハウス、劇場なども普通に営業できる可能性が見えてきます。しかし、国民全員を何回も検査するのは、今の段階では現実的ではありません。本当は、そこまでやらないとオリンピックはできないかもしれませんが、せめて検疫での「検査と隔離」を徹底させれば、開催が見えてきます。検査キットも次第に拡充してきており、9月末までにこの仕組みをなんとか作れないものかと思っています。

PCR検査も抗原検査も、その信頼性が100%ではないから当てにならないという意見もありますが、それは現在の検疫で行っている検査も同じです。むしろ、入国者からの感染者をゼロにするのが目的ではなく、陽性者を入国時に発見し入国させる前に隔離するのが目的です。入国した陰性者から感染が拡がることもないとは言い切れませんが、確率は、非常に低いはずです。

今、私たち旅行会社は、瀬戸際に立たされつつあります。雇用調整助成金や家賃補助の拡充などで何とかやれておりますが、早く本業を再開せねばなりません。風の旅行社はいつまで休業するのかとお叱りを受けるかもしれませんが、必死になって、海外旅行再開の道を探っております。まだまだ時間がかかりますが、ご支援の程、よろしくお願いいたします。

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