添乗ツアー名 ●紅葉のパタゴニア・バックパッカープラン14日間
2025年4月24日(木)~5月7日(水)
文・写真 ● 小林勝久(東京本社)
2月に催行したパタゴニア・バックパッカープランの秋の紅葉バージョン!今回は夏と違い季節が秋だったため、昨年同様に日照時間が短くトレッキング内容が変わったりしましたが、今年のツアーは気候が暖かく、昨年の様な大雪が無かったため、とても快適なツアーとなりました。アルゼンチンのペリトモレノ氷河では紅葉した木々と青い氷河とのコントラスト、フィッツロイトレッキングでは紅葉とフィッツロイそして朝焼けのフィッツロイ、また、チリのパイネ国立公園では貸し切り状態のハイキングや紅葉とクエルノスそして朝焼けのクエルノスやパイネグランデなどこの時期ならではの楽しみ方だけでなく様々なシーンも満喫できました。

紅葉した南極ブナとクエルノス(パイネ国立公園)
紅葉と朝焼け~赤で彩られるフィッツロイ

赤く染まった南極ブナとフィッツロイ


アルゼンチン・パタゴニアのメインの一つでもあるフィッツロイ。滞在中は晴天に恵まれ、しかも強風も無く、寒くない絶好のハイキングそしてトレッキング日和となりました。初日は村外れの展望地点から赤やオレンジに染まった南極ブナとフィッツロイのコラボレーションを楽しみ、2日目は赤く染まった朝焼けのフィッツロイから快晴の元のフィッツロイトレッキングを満喫。また、この時期はトレッカーや観光客が少ないので、静かで穏やかなハイキングとトレッキングを楽しめました。
神々しい朝焼けと輝く南十字星~朝焼けと星空が広がるパイネ国立公園

神々しさもある朝焼けのクエルノス


国境を越えてチリのパイネ国立公園へ。初日は誰とも会わない貸し切り状態の開放的なラストーレス(パイネタワー)展望ハイキングを行い、2日目はクエルノス展望ハイキングとグレイ湖畔の紅葉ハイキングを楽しみました。2日目は一時雨が降ることもありましたが、山はきれいに見ることが出来、オレンジや黄色に染まった紅葉と共に眺めを楽しみました。また、宿泊の国立公園内のホテルでは朝にはオレンジや赤に染まった神々しい朝焼けのクエルノス、夜には満点の星空にきらりと光る南十字星を見る事が出来ました。これはパイネ国立公園内に宿泊する人しか味わえない特権です!
オレンジと青の共演~紅葉とペリトモレノ氷河

紅葉した南極ブナと青いペリトモレノ氷河


アルゼンチン・パタゴニアの最大の見どころの一つがぺりモレノ氷河。パタゴニアの玄関口・カラファテから約2時間ほどの場所にあり、この時期ならではの風物詩として南極ブナの紅葉があります。ペリトモレノ氷河周辺には南極ブナが多く生息し、秋には黄色、オレンジ、赤と様々な紅葉した木々が氷河の周辺を彩り、青く輝く氷河とのコラボレーションが楽しめます。丁度、私たちが訪れた時は黄色からオレンジ色に変わり始めており、今年も青い氷河とのコントラストがとてもきれいでした。
やっぱりグルメ三昧の日々

パタゴニア名物料理「コルデロ(羊の炭火焼)」




このツアーはパタゴニアの素晴らしい景色を堪能するだけでは終わりません。自称”グルメ”添乗員の私・小林は美味しい料理やワインにも目がなく、過去のツアーで得た経験をもとに選りすぐりのレストランへ皆様をご案内しています。このツアーの一番の特徴はパタゴニア旅行の経験がある添乗員の裁量でアレンジをしていることです。そういう意味ではこの食事面が一番の個性を発揮しているかもしれません。肉料理、魚料理、イタリアン(パスタやピザ)など今回も様々な料理を食べましたが、オフシーズンしか入れない名店「MI VIEJOのコルデロ(羊の炭火焼)」、実はカラファテでも食べられる「セントージャ(南極カニ)」、首都ブエノスアイレスのイタリアンのパスタ、添乗小林も初めて食べた「グアナコのカルパッチョ」、煮込みの郷土料理「ロクロ」そしてアルゼンチンワインが特に美味しかったです。パタゴニアの絶景と共にとても良い思い出となりました。
<今回の報告記でご紹介したツアー>
パイネ国立公園内の絶景ホテル「ホステリア・ペオエ」2連泊!
終了ツアー 【9名様限定】紅葉のパタゴニア・バックパッカープラン14日間
<季節違いの最新版はこのツアー>
後日発表予定