4月の万博開催直前、実家の母から「あなたたちはいつ万博に行くの?私も連れていきなさい」とのお達しがありました。私たちも行く予定ではあったのですが、「10月までやってるし、安いチケットの情報も出るかも、大人2人ならなんとかなる」と、開幕後の様子を見てから考えるつもりでいました。ところが、母を連れて行くとなると話は別です。
梅雨は避けたい、夏は暑くて無理、9月は私が忙しいかもしれない、10月は閉幕間際で混雑必至…となると、行くなら5月しかない。さらに「叔母も行きたい」との追加要望まで入り、急遽チケットを確保し、予約サイトと格闘しつつ、天候も安定している5月上旬、78歳の母と83歳の叔母を連れて、いざ万博へ行ってきました。
事前の調べでは、「全エリアは無理、半分回れたら上出来」と思っていたのですが、意外にも元気な二人はすべてのエリアを歩き、6つほどのパビリオンを見学。偶然、愛子さまのお姿も拝見できたこともあり、大満足だったようです。二人は1970年の大阪万博にも2〜3回行ったそうで、「あのときはすごい人だった」「今回は予約制だから人が少なくてよかった」と昔話に花を咲かせながら楽しんでいました。
会場は映像で見るよりずっと広く、シンボルである大屋根リングも圧巻。下で涼み、上からは全体を見渡せるその構造は、建築としても見ごたえがあり、それだけでも訪れる価値を感じました。
人気キャラクター「ミャクミャク」の撮影スポットには行列ができ、グッズも売り切れ続出。個人的には「万博」と書いて「ヨロズヒロシ」という渋い名前に一票入れたかったのですが、別のCMキャラクターにその名が使われており、ちょっと嬉しくなりました。
スイス館では「あなたの願いをマイクに話しかけてください」という体験型の展示があり、私は「世界が平和になりますように」と声に出しました。すると横で聞いていた母が「まあ、ずいぶん大きな願いね。私は自分のことを願うわ」と言い、「元気で100歳、いや120歳まで生きられますように!」と大声で宣言し、周囲の笑いを誘っていました。
この日は17時過ぎに会場を後にしたため、次回は昼以降に入場し、夜のショーや見逃したパビリオンを楽しみにしたいと思ってます。120歳まで生きる予定の母とは、この次の万博でまた一緒に訪れたいと思っています。
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リカ2025.06.12 09:10 pm
スタッフの声2025.06.13 10:20 am