【風の便り】ネパール 年末お疲れ様会

沢山のガイドたちが集まりました

沢山のガイドとスタッフが集まりました

年明け早々、自分が担当する団体旅行の行程やホテルの視察、確認のためネパールに出張しました。カトマンズに到着すると、現地のスタッフから「年末年始のお疲れ様会」への参加を要請されたため、視察の予定を変更して会に参加することにしました。会場はカトマンズの中心地タメルにある「マーシャンディホテル」のレストラン。かつて弊社の「定宿」だったホテルで、ネパール・カゼ・トラベル(NKT)の新旧スタッフやこの冬のツアーでお仕事を依頼したガイドたち約30人が集まる楽しい会となりました。この冬はお客様も多かったため、日本語ガイドたちの表情も明るいようです。

「つきのいえ」のトゥルさんも

「つきのいえ」のトゥルさんも

しかし、集まったガイドはほぼ40歳以上のベテラン男性ガイドばかりでした。
これは、日本語を学んだネパールの若者の多くが、より良い給与や定住の可能性を求め、日本へ出稼ぎに行ってしまうため、日本語ガイドをする若者が皆無になっているからです。一定の日本語力があれば、日本への留学や特定技能のビザを取得できるため、多くの若者が来日していることは皆さんもご存知の通りです。特にトレッキングガイドは、高山病のケアなど重い責任と、長時間歩く重労働があり、天候に左右されるなど仕事も不安定です。そのため若者に敬遠され、現在ネパールでは日本語だけでなく英語も含めたトレッキングガイド全体の高齢化が進み、後継者問題に直面しています。50代の私と同年代かそれ以上の年代の日本語ガイドがまだまだ元気に働いていますが、いつまで現役でいられるかは未知数です。

お久しぶりのホムさんとハニーさん

お久しぶりのホムさんとハニーさん

ガイドの待遇を向上させ、ガイド業で生活できる環境を整え、仕事に誇りを持ってもらうようにすることは、ネパールの観光業発展、そして優秀な若者の海外流出を防ぐことにつながります。そのためにもお客様を大勢送って日本語ガイドの仕事を途切れさせないことが大切になります。私たちの仕事が彼らネパール人の生活や国の行く末にもつながると考えると身が引き締まる思いがしました。懐かしい顔にも会えて、楽しい会でしたが、日本とネパールの観光業が抱える問題と課題を目の当たりにする機会でもありました。

懐かしい顔とも再会

懐かしい顔とも再会

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