【風スタッフ近況】副隊長に昇格!複雑な気持ち…

副業の現場 一例

副業の現場 一例

臨時休業開始から早くも2ヶ月が経過しました。
私は休業からほどなくして、建築・道路工事現場の交通整理を担うガードマンを副業として始めたのですが、最近は主に道路上での水道工事の現場に就く事が多くなりました。
水道工事現場作業の1日の仕事のゴールは至ってシンプル。アスファルトを剥がし、道路を掘り、その日の分の水道管数本を入れ替え、埋め戻し、最後にアスファルトを敷き直すところまでがゴールです。その間、我々ガードマンが関係重機誘導や住民対応の他、対外的な車両や自転車、歩行者など交通整理をします。
1日の作業の流れの中では、現場の職人さんの作業進行状況に合わせて、それぞれが持ち場や役割をこなしながら、同じゴールへ向けて動いていきます。
予定時間より早く仕事が終われば、近隣住民への影響は最小限で済みますし、もちろん我々も早く仕事が終わるので嬉しい訳です。私はこのシンプルさと、現場チームの一体感と達成感が、最近はとても新鮮で心地よく感じ始めています。
作業帯では、ベテラン職人さんから若い職人さんへ「そっちじゃない!もっと右を掘れ!」とか、「指示してないのにそこはまだ触るな!」など厳しい指示が飛び交います。我々からすると「もう少し優しく言ってあげてもいいのになー」と思ったりもするのですが、そこは安全を守るために、曖昧さが入り込む余地を許さない姿勢ゆえ、と理解しています。

話は変わりますが、20代の頃のモンゴル放浪で数ヶ月ホームステイしていたモンゴルの草原での話。遊牧民は人との上下関係をはっきりさせるのを思い出しました。
「まぁ何かありましたら、お互いに相談しながら…」という曖昧さは残さずに「それはダメだ、お前はこれをこうやってやれ」というように、指示を出す側と出される側の立場と指示内容が明確なのです。それも厳しい自然環境下で曖昧な対応を取ると、互いに共倒れで生死に関わる事態を招くからなのでしょう。立場の上下関係は年齢や経験の差が大きく作用します。ちなみに子供の頃の男の子の上下関係は、遊びの中のモンゴル相撲が強い方が上に立つ、ということもあるようです。
自分や家族の生活の安全に直結するため、曖昧さが入り込む余地を残さないという意味では、職人さんも遊牧民も考え方に共通する部分もあるのかもしれません。最近はそんな事を考えています。

ガードマンの仕事を始めて2ヶ月が経ち、私はなんと現場ガードマンの副隊長を任されるようになりました。大変光栄なのですが、本業ではないという気持ちもあり、正直少し複雑な気持ちです。

旅行の仕事もオフィスでの仕事よりも、どちらかというとお客様とツアー添乗で同行し、共に旅をする一体感がとても好きです。
あぁ…早く皆さんと旅がしたい。
しかし、それまでの間はもう少し、”副隊長”として役割を全うしながら、旅行業とは違うこの仕事のシンプルな楽しさと達成感を味わう日々を、もう少しだけ続けていきたいと思います。

看板が人生訓に見えてきました

看板が人生訓に見えてきました

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コメント一覧

貴方のような仕事観こそが、本物と、私は思います。

市川順子2020.06.11 08:15 pm

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