マニ車

つむじかぜ302号より


世界旅行博が、9/24(金)〜9/26(日)にビッグサイトの国際展示場で開催されました。弊社も、「旅のストリート」の一角に、海外・旅の専門店連合会(旅専)の会員会社として今年も出展しました。期間中、ブースを訪れてくださった皆様には心より御礼申し上げます。

今年は、“珍事”が起きました。普段、会社の入り口に置いてあるマニ車を会場に持ち込んでブースに置いたところ、マニ車を回すために行列ができたのです。“珍事”などというと仏様に怒られそうですが、まさか、行列ができるとは思っていなかったので、スタッフ一同、これには驚いてしまいました。私どもの会社では当り前になっていることが、実は、世間ではとても新鮮で大変興味深いものだということを、普段は、つい忘れてしまいがちです。

もう一つ驚いたことがあります。風の世界各地の支店や、一緒に旅つくりをしている現地の会社、そしてお客様が1分ごとにメッセージをリレーしていく「風ファミリー時計」なるものをつくりブースで流したところ、かなりの方が、立ち止まってご覧になり、中には、1時間近くも見ていた方も出るなど予想以上の反応がありました。

実は、この「風ファミリー時計」、弊社のイベント担当者たちが、かなり苦労して作り上げました。あの騒々しい会場では、ボリュームを最大にしても、メッセージの声が聞こえず、最初は、ダメかなと心配しましたが、苦労の甲斐がありました。

えてして、世界旅行博の様な巨大展示場では、大きなブースに押されて弊社の様な小ブースは存在感を発揮できずに徒労感を感じて終わるケースが多いものですが、工夫次第で人を引き付けることができるんだと改めて教えられました。

それにしても、会社の入り口にマニ車をおいているなんて、やっぱり、変わった会社かもしれませんね。でも、雑居ビルの6階のエレベーターの降り口にマニ車はありますから並ぶ人はいません。回してみたい方は、どうぞご来店ください。

→ 旅行博2010の報告記はこちら

★弊社代表取締役原優二の「風の向くまま、気の向くまま」は弊社メールマガジン「つむじかぜ」にて好評連載中です。

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