モンゴル出張

つむじかぜ308号より


11月8日(月)、ほぼ定刻の夜9時にウランバートル空港に到着。前日に雪が降ってモンゴルは冬になったそうです。気温は零下9度、冷気で体がきゅっと引き締ります。

今回は、モンゴル担当部署から部長の高嶋と、企画担当の川崎の3人でやってきました。迎えに出てくれたMONGOL KAZE TRAVEL(MKT)の社長・ハグワを交えて、フラワーホテルの私の部屋に集まり、ビールで乾杯しました。再会の一杯ぐらいのつもりが、途中から、今年の夏のツアーの話になって、ついつい12時を過ぎてしまいました。

翌日からは、MKTのスタッフとミーティング。今シーズンを振り返りました。5年前から、毎年、この時期に、お客様に書いていただいたアンケートを1年分、項目ごとにまとめ印刷して持ってきています。まずは、MKTのスタッフとこのアンケートを読みあわせし反省会を行います。

最近は、リピーターの方が増えてきてツアーコースも多様化しています。中には、「乗馬はいいからのんびりしたい」とか、「ウランバートルの観光は要らない」という方もいらっしゃいます。オーダーメード以外のツアーでは、正直、同じグループで、お客様ごとに別々の対応をするのは大変難しいことです。しかし、何とかならないのかとあれこれ議論をします。
 
食事に関しては、「もっとモンゴルらしい食事がしたい」「最後の日の夕食がバイキングでは落ちつかない」「食事をその日の状態で、好みのレストランを選べないか」などなど、様々なご意見を頂いています。

食事は、好みも違えば、体調によって食べたい料理も変わります。ならば、お客様にその場で選んでもらえばいいかと言えば、必ずしもそうではありません。モンゴルのことをあまりご存知ないのにお客様に選択してください、と言っても実はなかなか難しいことです。一番大切なことは、モンゴルのことを知っている、私たちがベストな食事を用意することだと私は思います。
 
とにかく、あれこれ徹底的に話をします。明日、木曜日には、ガイド、ドライバー、「ほしのいえ」、「そらのいえ」のスタッフを集めて大反省会を開きます。何をするにも結局は人です。人がきちんと動けば大抵は解決します。少しずつですが、きっとモンゴルのツアーは、確実に変わっていくと思います。

★弊社代表取締役原優二の「風の向くまま、気の向くまま」は弊社メールマガジン「つむじかぜ」にて好評連載中です。

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