ネパールツアーの今後について

*風のメルマガ「つむじかぜ」529号より転載

弊社のネパール支援金口座にお預けいただいた金額が、昨日の時点で470万円を超えました。温かいご支援に心より感謝いたします。

先週お知らせしました通り、緊急支援の米や塩などはNEPAL KAZE TARAVEL(NKT)が直接渡せる範囲で配っております。また、5/14から現地に向かわれたリピーターのA様に、支援物資としてマスク5,200枚を運んでもらいました。

ネパールは、乾季の終わりで気温もかなり高い中、瓦礫の撤去作業が続いております。マスクも無い状態で作業をしておられましたので、そうした方々に直接お配りしました。

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さて、前回までの報告でも書いたが、ネパールでは歴史を辿ると過去に大きな地震があったものの、ここ何十年かは殆ど揺れる事はなかった。50歳になるNKTの社長プリスビーも、「こんなことは生まれて初めてです」と戸惑いを隠せない。

総じてネパールの人々は同じ心境だったに違いない。それでも、地震発生から10日ほど経った5/5には、元の生活を取り戻そうという意欲が見て取れるくらい、みんな元気を持ち直しつつあった。私もかなり安堵して日本に戻った。

しかし、5/12の大きな余震は、「また大きな地震がくるのではないか」、という不安をネパールの人々に与えてしまった。「しばらくは余震が続くが、時間が経てば必ず収まるから大丈夫だ」、とNKTのスタッフたちに説明しても、やはりどこか心配そうである。

それでも、余震が収まらないという事はありえない。NKTが本格的に始動するのは来週以降になるだろうが、とにかく、カトマンズ以外の情報も集め、安全の確認が取れたところからツアーを再開する。ポカラ、アンナプルナ方面は殆ど被害がないので早々に開始できそうだ。もちろん、『つきのいえ』、『はなのいえ』も健在である。

一件、いいニュースを耳にした。RA(ネパール航空)が、新しい飛行機を2機導入したというのである。地震の報道に隠れてしまって話題にもならなかったが、RAの販売代理店である弊社としては、もっと喜ぶべき事である。何せ、もう何年も待たされている。しかし、なんと、日本に再就航するのは2年後になるそうだ。この地震云々で、就航が延期されることがないように祈るばかりである。

★弊社代表取締役原優二の「風の向くまま、気の向くまま」は弊社メールマガジン「つむじかぜ」にて好評連載中です。


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