ゾルからサインバイノー!2/2「モンゴル車事情」

サインバイノー。こんにちは。
MKTからゾルです。

ゾルの自転車
2月2日はウランバートル市はけっこう暖かくなっています。
これは自転車で通っている私にとっていいことです。
私は冬も自転車で会社に通っています。
私は子供の時自転車で遊んでいましたが中学校くらいから乗らなくなってしまいまた。
それから、日本に行って(2005年)交通費高いから自転車を使うことになりました。
日本では自転車を使ったらどこも行けるし、駐車場の問題も起ないですし、駐車代もかからないです。
どこに行くにも自転車で走っていたからバスとタクシーに乗ったことは一度もないです。
バス代がいくらかわからないくらいです。
日本に来たばかりの時はアルバイトも見つからなかったので古くて安いマウンテンバイクを買って自分で修理しました。
他の壊れたマウンテンバイクのいい部品を付けて使っていました。
日本に来て4ヶ月後、アルバイトを始めて新しい(ディスクブレーキ付がている)自転車を買いました。
それから、あるモンゴル人が帰国することになったので私に自分のマウンテンバイクを安く売ってくれました。
だから、なんと自転車が3台になった!!
最初に買った古い自転車は友達に頼まれて売りました。その自転車を友達は今も使っているよです。
その後、私も帰国することになってモンゴル人から買ったマウンテンバイクを船でモンゴルへ送りました。
この自転車を今もモンゴルで使っています。
会社の仕事でいろんな所へ行く時も使っています。
モンゴルでは自転車はそんなに人気がありません。
モンゴルは日本と同じように交通渋滞もあります。
渋滞の時、自転車は車より早いですから私はいつも自転車で走っています。
モンゴルでは雪がけっこう降りますので冬のタイヤをつけないとちょっと走るのが大変です。
自分でディスクブレーキを付けたから安心です。
モンゴルの冬の寒さの中自転車で走ると鼻水がすぐ凍っちゃって足も動かなくなります。といのは冗談ですが本当に寒いですよ。

モンゴルの車事情
今年からモンゴルでは外国から輸入する車の税金がシリンダー(何cc)と車の製造年によって上がりました。

例えば
1500cc
製造から0〜3年→500ドル
製造から4〜9年→1000ドル
製造から10年以上→2000ドル

1501〜2500cc
製造から0〜3年→1500ドル
製造から4〜9年→2000ドル
製造から10年以上→3000ドル

2500cc以上
製造から0〜3年→2000ドル
製造から4〜9年→2500ドル
製造から10年以上→4000ドル

前の税金はccによって別れていませんでした。
車のつくられた年によって税金を払っていました。
例えば
製造から0〜3年は500ドル、3〜10年は1000ドル、10年以上なら2000ドル払っていました。
税金が上がったことで車の値段も500〜1000ドルはど上がりました。
モンゴルに人気があるトヨタ車を例にしてみます。

★TOYOTA MARK-2
1997(平成9年)製 2000cc
5500ドル

★TOYOTA COROLLA 
1998(平成10年)製 1500cc
4700ドル

★TOYOTA EPSON
1997(平成9年)製  2000cc
5800ドル

★TOYOTA ED
1997(平成9年)製 1500cc
4800ドル

★TOYOTA LANCRUISSER
1994(平成6年)製 4200cc
16000ドル

運輸サービスの基準にも変更がありました。
12年(1994年以前)以上たったマイクロバスを使わないことが決定されました。
この決定は来月から実施されます。
首都運輸調整局に登録された2300台のマイクロバスのうち、900台ぐらいのマイクロバスが使えなくなり、かわりに首都にある5000台のマイクロバスから基準にあったものを選ぶことになっています。
この決定に反対している運転手さんたちがいます。
もし基準を変更しないとストライキをすると訴えています。

=モンゴル小話=
モンゴル人「オニゴー」とよばれる小話が大好きです。
モンゴルには本当にたくさんのオニゴーがあって、自分でもオリジナルをつくったりします。
たくさんあるオニゴーのかから1つ紹介します。

ある運転手さんが田舎を走っています。
走っているとかばんを背負ったおじいさんが道路を歩いています。
運転手さんは車を止めておじいさんを乗せてあげました。
車に乗ったおじいさんが背負ったかばんを全然おろさなかったことに気づいた運転手さんがおじいさんに「おじいさん、かばんは重いでしょ。背中からおろしたらどうですか?」と言うとおじいさんは「かばんは重いから車に荷物にならないようにしています。」と答えました。