ザヤーからサインバイノー!9/29 「カザフ民族とイヌワシのはなし」




みなさまサインバイノー!

カザフ民族とイヌワシのことを皆さんに紹介します。

モンゴルの西の方(バヤンウルギー県に)滞在してるカザフ民族の歴史はもう130年になりました。
初めて1875年ごろ中国のアルタイシンジャンというところからモンゴルでへ20軒の家族が移動してきたと言われてます。
1930年からアルタイのカザフ民族がモンゴルへ逃走してくるのが増えてきたといわれてます。その前の1911年ごろモンゴルで21000人のカザフ民族がいたと言う調査があります。
1940年の国の会議でカザフ民族に西の方のバヤンウルギー県の土地をあげるようになってバヤンウルギー県が設立しました。

カザフ族は特別な民族でイスラム教を信仰してます。
宗教の違いで他の部族の人と結婚するのが禁止されていました。
今もバヤンウルギー県のカザフ族はそうなんですが、ウランバートル市やナライハ市のカザフ民族の中では他の部族と結婚する人が増えています。

カザフ民族はいつでも食事の前とあとで必ず手を洗う習慣があります。
カザフ民族の家に訪問したとき、最初はお茶が出てきます。お茶を飲んだ後は、茶碗の上に手を置かないと何回もお茶入れてしまいます。

またカザフ人のお宅へ訪問しにいくなら明るいうちに行くと喜んで迎えてくれます。
暗くなった時に行くと泊まる場所がないから来たと思われてしまうことになります。

お客様と一緒にテレルジにいたイヌワシと記念撮影

世界の中でも鳥(ワシ)で狩りする民族は珍しいと思いますが、その一つがカザフ民族です。
イヌワシで狩りをする習慣は250年間続いています。
カザフ民族はおおらかですから、イヌワシの狩りに行く時、狩りのことが分からない人でも一緒に行きたいという希望があったら、必ず連れて行ってくれます。

興味がある方はバヤンウルギーへ行ってみてください。

おわり