ネパールデモの続報です。
弊社現地支店によりますと、現在のネパールは政府がない状態なってしまいました。まずは、暫定政府を発足し6ヶ月以内に選挙を行おうと計画している。ただZ世代達のグループが多く、意見をまとめることに難航しているようです。尚、国民の安全を守るため、国全体を軍隊がパトロールしており、本日および明日も引き続き外出禁止となっているとのことです。
◆以下、在ネパール日本国大使館からの情報です。
○ ネパール軍によれば、本日(9月11日)午前10時から午後5時までは5人以上の集会禁止、午後7時から明日(9月12日)午前6時まで外出禁止となります。
○ ネパール軍によれば、外出禁止の時間帯でも、帰国のため空港に向かう場合は、パスポートとチケットを提示すれば各検問を通過できるとのことですが、外出禁止の時間帯には、移動手段の確保が非常に困難になる可能性がありますので、それまでに空港に向かうように心がけてください。
○ 抗議活動が継続しており、刑務所を襲撃する事案などが発生し、報道などによれば、ネパール全体で1万3千人以上(うちカトマンズ盆地内で3千人以上)が刑務所から脱走したとのことです。
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ネパール軍によれば、本日(9月11日)午前10時から午後5時までは5人以上の集会禁止、午後7時から明日(9月12日)午前6時まで外出禁止となります。
カトマンズのトリブバン国際空港は、昨日(10日)午後3時30分に国際線、国内線の空港閉鎖が解除されました。航空便の運行については、各航空会社によりますので、最新の情報をご確認ください。
ネパール軍によれば、外出禁止の時間帯でも、帰国のため空港に向かう場合は、パスポートとチケットを提示すれば各検問を通過できるとのことですが、外出禁止の時間帯には移動手段の確保が非常に困難になる可能性がありますので、外出禁止前までに空港に向かうよう心がけてください。また、空港までの道のりの安全確保に留意してください。
9月9日午後10時以降、治安維持のため軍が全国各地に展開したこともあり、抗議活動は低下しました。しかし、引き続きネパール各地において、抗議活動や暴力事案が発生しています。刑務所を襲撃する事案などが発生し、報道などによれば、ネパール全体で1万3千人以上(うちカトマンズ盆地内で3千人以上)が刑務所から脱走したとのことです。
在留邦人や旅行者の皆様におかれましては、不要不急の外出は控えるとともに、報道等で最新の情報を入手の上、安全確保に努め、不測の事態に巻き込まれることのないよう十分注意をお願いします。
徐々に収束に向かっているようですが、引き続き警戒が必要です。