南北約640kmの間に宝石のように島々が散りばめられた美しい楽園、パラオは南国特有の大自然を全身で堪能できる奇跡の島。この島で日本ではなかなか見る機会のない南天の星空をパラオの島々を渡りながら観察します。
日中はパラオの自然と歴史を体感していただきます。
2012年世界複合遺産に登録された586の島々からなるロックアイランド群と南ラグーン。その南北に広がる10万ヘクタールの海には、白色の泥の沈殿する「ミルキーウェイ」や干満により色が変化する水路「ジャーマンチャネル」があり、幻想的な風景を作り出しています。
また、パラオの歴史はさまざまな国の統治下にあり、中でも大きな影響を及ぼしたのは日本。食文化、言語、習慣にいたるまで受け継がれている親日国パラオでは多くの懐かしさをおぼえる文化に触れることができます。また、太平洋戦争の激戦地となった「ペリリュー島」では、当時のままの戦跡を見ることができ、2015年4月には上皇上皇后両陛下のご来訪にてご慰霊されました。
同行するのはモンゴル、ネパールで星空ツアー講師をしてくださっている、人気の佐々木氏。南天の星々にまつわる話を聞きながらロマンチックなひと時をお過ごしください。星景写真の撮影講習も開催します。
旅する星空解説員/星空メッセンジャー
ササキ ユウタ (ささき ゆうた)
学生時代より地元のプラネタリウムに通い、星を見上げるようになる。
天文光学機器メーカー勤務を経て『星』をテーマとした世界一周の旅へ。世界各地にある天文台やプラネタリウム、星空の美しい場所を巡る。帰国後、旅で得た経験を基に東京・渋谷にあるプラネタリウムで解説員として勤務する傍ら、ガイド兼フォトグラファーとして国内外の星空ツアーへ添乗もしている。
その他、写真提供や映像制作、プラネタリウム作品のシナリオ執筆など映像制作、執筆など、星空を中心とした様々な分野で活動中。夢は、自由に世界各地の星空スポットを旅しながら、多くの人たちと星空を見上げ伝えていくこと。