●最新情報:2024年出発から関西空港発着が出来るようになりました
ルーマニア語で「森の彼方の国」を意味するトランシルバニア地方の緑豊かな大自然の中をハイキングしながら素朴で美しい村や町を巡るコースです。
旅のスタートは神が住むと言われているプチェジ山。ルーマニア人の祖先であるダキア人の神々の伝説が残る神秘的な聖地です。奇岩や絶壁が続く風景を眺めながら、プチェジ山を歩きます。
プチェジ山からはいよいよ小さな村や町を巡るハイキングへ。ストルンガ峠までは少しハードな坂道ですが、峠を越えると雄大な山の風景を間近に眺めながらトランシルバニアの村へと下ります。道中「森の彼方の国」という名に恥じないモミの木の森を通り抜け、山麓の美しい町モエチュ・デ・ススへ。
モエチュ・デ・ススからは丘を登り、古来より羊飼いたちが使ってきた牧畜の道を歩きます。途中、谷間に位置する羊飼いが多く暮らすシモン村に立ち寄ります。この村の羊飼いが営む宿で地元の名産・モミの木の皮で香りづけしたスモークチーズをいただきます。その後、平坦な道を歩きながらブラン村へ到着。この村の目玉は吸血鬼ドラキュラの居城のモデルになったブラン城。ドラキュラは「歴史上の実在人物」「創作上のキャラクター」という2つの顔を持っています。ブラン城博物館で話を聞いて、フィクションと実在人物ドラキュラの伝説を紐解きましょう。
モエチュ村を出発し、丘の上の可愛らしいソホドル村へと向かいます。この牧歌的な村では養蜂が盛んで自然の花々でハチミツを作る養蜂家の家に立ち寄ります。ソホドル村を越えると道は平坦になり山々と平原の美しい牧草地を通り抜けます。ハイキングのゴールはザクセン人たちによって守られてきた中世の香り漂う美しい高台にあるルシュノフ要塞。ここからはブラン村やブラン城、ブラショフの街、そして中央ヨーロッパへと続く平原を貫くメインルートが一望出来、ハイキングのゴールにふさわしい爽快な眺めが見られます。
旅の最後はトランシルバニアを代表する古都ブラショフへ。中世の雰囲気を感じさせる旧市街地を散策します。また、ブラショフ近郊にある世界遺産の要塞教会のひとつプレジュメル要塞教会、ドイツ・ルネッサンス様式が美しいペレシュ城、フレスコ画が見事なシナイア僧院、首都ブカレストの名所や旧市街地などを訪れます。
緑豊かな美しい自然と中世の面影が色濃く残るトランシルバニア地方の魅力を満喫できるコースです!
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