添乗報告記

ツアーでモロッコ料理を食べつくす(2012年1月)

 
フナ広場の人気のモロカンスイーツ
フナ広場の人気のモロカンスイーツ

コース名:モロッコ周遊メディナの世界と砂漠紀行10日間
2011年12月24日〜2012年01月02日
文●中坪聴子(大阪支店)

モロッコ料理といえば、最近流行の「タジン」や世界最小のパスタといわれる「クスクス」など一度は聞いたことのある料理名が浮かびます。風の旅行社のツアーではこれらの名物料理も存分に味わっていただきますが、タジンやクスクス以外にも知られていない美味しい食べ物がモロッコにはまだたくさんあります。
パンフレットや日程表には載っていない「知られざる?!モロッコの食」をツアーの日程の載せて今回ご紹介します。


day2

ドバイ〜カサブランカ〜フェズ

機内食から解放! 初モロッコ料理

4回の機内食に辟易してきた頃、カサブランカに到着です。ここから290km離れたフェズまでは車で4時間。途中、ドライブインで初ミントティを味わい、すっかり日も暮れた20時ごろフェズに到着しました。モロッコの習慣で食事の時間は日本より遅く夕食が20時〜22時ごろ、昼食も13時〜15時ごろです。

最初のモロッコでの夕食ということで、まずはクスクス、タジンといった王道メニューを召しあがっていただきました。
今回珍しかったのはハリラスープと一緒にでてきた「チャバキア」というお菓子。日本のかりんとうのような食感で、ハリラスープと一緒に食べます。甘いチャバキアとトマトベースのスープを一緒に食べるのですが、どこかで食べた感覚を思い出しました。
そう! 関西ではお馴染みぜんざいと塩昆布を一緒に食す感覚です。甘いものとしょっぱいものを食べるのは日本もモロッコも一緒ですね。

morocco_tenjo011_1本日の夕食メニュー

・トマトベースのハリラスープ
・春巻き風の前菜ブリワット
・なすとお肉のタジン
・クスクス
・モロッコクッキー
・ミントティ

クスクス
クスクス
ハリラとチャバキア
ハリラ(左)とチャバキア(右)



day3

フェズ滞在

伝統料理登場!

フェズの街並み
フェズの街並み

朝からのフェズ市内観光で、すっかりお腹もぺこぺこになりやってきたのは世界遺産にもなっているフェズの旧市街「フェズ・エル・バリ」。迷路のような路地を抜け13:30頃レストランに到着です。
モロッコの野菜は味が濃く種類が豊富でモロカンサラダの種類もざっと数えても15品ほどが並びました。
またパスティラはお肉やアーモンドをパイ生地で包んで揚げた料理で、もともと宮廷料理として出されていた伝統的な料理です。一見ミートパイのような風貌ですが、一口食べてみるとアーモンドの粉がかかっているため思っている以上に甘い味です。

morocco_tenjo011_1本日の昼食メニュー

・モロカンサラダ
・パスティラ
・野菜と牛肉のタジン
・レモンとオリーブとチキンのタジン
・オレンジ

モロカンサラダ
モロカンサラダ
パスティラ
パスティラ



day4

フェズ〜メルズーガ

峠を越えたら魚料理

ミントティ休憩
ミントティ休憩

フェズを出発しサハラ砂漠の拠点メルズーガまでは約520km、8時間の移動です。途中標高1,600mほどのイフレンでトイレとミントティ休憩。ここはモロッコがフランスの植民地時代、保養地として建設された場所だったので、ヨーロッパ風の雰囲気で、モロッコの違った一面が見える場所です。

イフレンを出て3時間ほど移動しミデルトに到着。このあたりは鱒料理が有名な場所のためメニューは、スープかサラダをチョイス、鱒料理、カラメルプリンです。久しぶりの魚料理とあって、みなさんにも好評です。日本から持参したポン酢は、鱒料理やサラダにも合うので1つあると色々便利です。
デザートのカラメルプリンは素朴な味わいで昔懐かしい味でした。またこのイフレンはりんごの産地としても有名です。少しやわらかい果実のりんごは洋ナシのような食感です。

morocco_tenjo011_1本日の昼食メニュー

・スープ or サラダ  ・鱒料理  ・カラメルプリン

鱒料理
鱒料理
カラメルプリン
カラメルプリン



day5

メルズーガ〜トドラ峡谷〜ワルザザート

旅人に人気のレストラン

サハラ砂漠
サハラ砂漠

サハラ砂漠での夕日と星空、そしてテント泊を終え、ラクダにサヨナラを告げたあとは一路ワルザザートへ向かいます。化石工房、灌漑施設で休憩をし、切り立った絶壁のトドラ渓谷の景色を圧倒され、バラの谷ムゴナを通って、レストラン「DOUYRIA」へ到着です。このレストランは旅の情報サイト「トリップアドバイザー」の口コミランキングで1位をとったことのあるレストラン。オーナーの奥様がフランスの方とあってインテリアや食器も素敵でした。
このレストランではラクダとイチジクのタジンも有名らしいのですが、今回は、ラクダが手に入らずヤギとイチジクのタジンを召し上がっていただきました。 
食後にはレストランの向かいにあるタウリウトのカスバを見学。ライトアップされており幻想的な景色でした。

morocco_tenjo011_1本日の夕食メニュー

・アルガンサラダ
・野菜と鶏のタジン
・ヤギとイチジクのタジン
・フルーツ

山羊とイチジクのタジン
山羊とイチジクのタジン
色合いが素敵
色合いが素敵



day6

ワルザザート〜アイト・ベン・ハッドゥ〜マラケシュ

フナ広場の屋台料理

アイト・ベン・ハッドゥ
アイト・ベン・ハッドゥ

ワルザザートを出発し世界遺産の要塞の村アイト・ベン・ハッドゥを観光した後は、ティシュカ峠標高2,260mを越えてマラケシュへ。マラケシュの2泊は伝統的なモロッコ様式を改築した宿泊施設「リアド」です。
チェックインをした後、夜は歩いてフナ広場へ出かけます。
広場いっぱいに広がった屋台から漂うにおいはどこも美味しそう!
フライは、モロッコ支店スタッフイチオシの14番の屋台から出前をします。

morocco_tenjo011_1本日の夕食メニュー

・なすのサラダ  ・オリーブ  ・魚のフライ  ・イカのフライ

フナ広場の屋台料理
フナ広場の屋台料理
スタッフイチオシの屋台から出前フライ
スタッフイチオシの屋台から出前フライ



day7

マラケシュ滞在

グルメなスタッフが選んだランチメニューとマラケシュの名物

マラケシュのスーク
マラケシュのスーク

マラケシュ市内観光を終えたあと、フナ広場が見えるレストランで昼食です。日本の調理師免許をもったハリッドがメニューを選びます。

「バルサミコ酢のサラダは疲れた身体の回復に良いです。」
とハリッドの言葉。モロッコ風カレーは少し甘めのスパイスでお肉を炒めており食べやすく大人気でした。
この日の夕食ではマラケシュ名物の「タンジーヤ」に舌鼓。壺の中に食材を入れてじっくり煮込んでいるために中のお肉は口の中でほろほろ崩れる柔らかさでした。

morocco_tenjo011_1本日の昼食メニュー

・スモークサーモンのバルサミコ酢サラダ
・ハーブオムレツ
・ピザ
・モロッコ風カレー

モロッコ風カレー
モロッコ風カレー
マラケシュ名物「タンジーヤ」
マラケシュ名物「タンジーヤ」



day8

マラケシュ〜エッサウィラ

港町エッサウィラではもちろんサ・カ・ナ

新鮮な魚介類が並ぶ
新鮮な魚介類が並ぶ

最後に訪れるのはマラケシュから3時間、白と青の町エッサウィラです。市内散策の間でもイワシを炭火で焼く美味しそうなにおいが漂います。
今回夕食は12/31のスペシャルメニューだったために昼食でサカナ料理を満喫しました。

芸術の町でもあるエッサウイラではアーティストもたくさん住んでいます。ギター弾き語りのおじさんの音楽をバックに美味しい魚を堪能しました。 

morocco_tenjo011_1本日の昼食メニュー

・4種類の野菜サラダ  ・3種類の魚のフライ  ・イカリング
・スープ  ・デザート

エッサウィラの魚料理
エッサウィラの魚料理
4種類の野菜サラダ
4種類の野菜サラダ



今回ご紹介したメニューは出発日や訪れる場所、レストランによって替わりますが、モロッコでは地方によって独自のメニューがあったり、同じ場所でもレストランによって特色があったりとその時々でお楽しみいただける食事がたくさんあります。 
「10日間もモロッコ料理だったら飽きませんか?」のご質問にはこうお答えしましょう。
「いえいえ大丈夫ですよ。まだまだモロッコには知られざる食がたくさんあります!!」

ぜひ皆さんにも味わっていただきたいです。


「知りすぎていた男」ロケ地のレストラン
ダール・エッサラーム

おまけ

マラケシュのレストラン「ダール・エッサラーム」はヒッチコック監督の『知りすぎていた男』のロケ地にもなったレストランです。17世紀に宮殿として造られた建物はとても豪華な内装です。マラケシュでお時間ある方は『知りすぎていた男』のロケ地で「知られざるモロッコの食」を堪能してみてはいかがでしょうか?