シルクロードだより 第9便 トルファン

台地を掘って作られた住居群(トルファン 交河故城)

台地を掘って作られた住居群(トルファン 交河故城)

シルクロードから写真が届きました。
「昔の穴の住居です」と。
「え、日干し煉瓦の住居跡じゃないんですか?」
「違います」

ここは交河故城の遺跡。紀元前1世紀ごろから車師国の都があった場所で、その後、漢、匈奴、楼蘭国などに翻弄されながら、漢族の高昌国に滅ぼされました。その後、その高昌国も唐に滅ぼされ、交河故城に安西都護府が置かれシルクロードの拠点として繁栄しました。

この遺跡は、2本の河に挟まれた中の島のような形をした台地で、台地の周囲は高さ30mもある断崖になっています。空撮の写真を見ると、巨大な軍艦を彷彿とさせる「天然の要塞」です。

四方を河(自然の堀)に守られた難攻不落の城のように思えますが、この上に築かれた市街地は、日干し煉瓦ではなく、台地の砂岩を削って作られた住居が立ち並んでいたというのでびっくりです。そのため「彫刻都市」などと表現されたりしています。
もちろん、仏教寺院など日干し煉瓦で作られた建物もあったようで、その大仏寺院の遺構がわずかに残っています。

ただウィキペディアを見ると「最古級の版築で築かれた都市遺構」と書かれていて、版築?版築で土台を築いた後の彫刻都市?だとしたら、もっとすさまじいい遺跡です!
今度訪れた時に聞いてみようと思います。

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