ツアー名:2025/5/8(木) 初夏の長野 戸隠高原2日間
今年の冬は各地で積雪が多いというニュースがよく聞こえていました。戸隠に到着して思い出しました。駐車場の脇にうずたかく集められた残雪の量がすごいことになっています。戸隠植物園内も雪の重みの影響か木道が沈んで変形しています。それでも平日とはいえ多くのバードウォッチャーが来園しています。
遅めの到着の我々も準備をして観察開始。

観察風景
みどりが池では渡りの途中キンクロハジロや営巣を始めたカイツブリが浮かんでいます。
キビタキの声が聞こえてくる方向を探すと小枝に止まっている姿が見えます。
キバシリが木々を飛び回っています。
多くの観光客が歩いている戸隠神社奥社参道では沿道の木々からウグイスのさえずりが聞こえてきます。しばらくすると参道沿いの低木の枝に出てきて止まっています。

ウグイス
再び木道沿いを歩くと長くて大きな声で鳴くミソサザイや、小枝に止まるサンショウクイがいます。

サンショウクイ
夕方になりこの日は観察終了。
翌日は早朝からホテル周辺で「朝探」です。戸隠は標高が高いのでさすがに朝はまだ寒い。
電柱に止まるコムクドリや姿は見えずともさえずりの大合唱が聞こえてくるセンダイムシクイがいます。
朝食後は戸隠森林植物園へ。今年は(まだ?)数が少ないようですがキビタキが枝を移動していきます。

キビタキ
クロツグミが遠くの枝に止まっています。さえずっていないので気付きませんでしたが、参加者の方が見つけてくれました。高い樹の先でもなく、また程よく距離があるのでしばらく観察&撮影ができました。
暗くて逆光気味ですが散策道沿いの樹にニュウナイスズメが膨らんで止まっています。

ニュウナイスズメ
木道のすぐそばにヒガラがやってきました。「チー」と何度かさえずって最後は飛んでいきました。
林の草やぶにノジコがいます。藪の中にいてわかりにくいのですがよく見てみると何羽もいます。よほど良い環境だったのでしょうか。

ノジコ
最後はじっくりノジコを観察&撮影して終了しました。
【今回観察できた鳥たち】
カルガモ、コガモ、キンクロハジロ、カイツブリ、キジバト、アオサギ、ツツドリ、ノスリ、コゲラ、オオアカゲラ、アカゲラ、アオゲラ、サンショウクイ、モズ、カケス、ハシブトガラス、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、センダイムシクイ、メジロ、ゴジュウカラ、キバシリ、ミソサザイ、コムクドリ、クロツグミ、アカハラ、ルリビタキ、コサメビタキ、キビタキ、ニュウナイスズメ、キセキレイ、イカル、ホオジロ、ノジコ、アオジ、ホオアカ