シルクロードだより 第52便 黒曜石@アルメニア 

今週は、アルメニアから写真ではなく、実物が届きました。

エチミアジン大聖堂をあしらったキーホルダー


キーホルダーです。
材質は黒曜石(オプシディアン)。火山岩の一種で、マグマが急冷されてできた天然ガラスのことで、黒曜石といいながら、碧っぽいものや赤っぽいものもあるそうです。日本でも石器時代の貴重な交易品として珍重された石です。諏訪の和田峠や隠岐の島が産地として有名ですが、数年前隠岐の島で、黒曜石があると言われる海岸を歩いてみましたが、なかなか見つけることができませんでした。その黒曜石がアルメニアには、わんさか取れる場所があるらしいのです。
A氏曰く、「黒曜石はマジックストーンです」
黒曜石は太古から、包丁や矢じりなどの利用される石器素材として知られていますが、「マジックスト―ン」とは初めて聞きました。
そこで、ネットで調べてみた所、古代ギリシアやメキシコでは、予言に使われたと書かれていました。石言葉というのがあって「不思議」・「集中力」・「潜在能力の開花」だそうです。
最近は日本でもパワーストーンとして人気があるとか。その神秘の力までは霊感のない私にはわからないのですが、漆黒のつるつるに磨かれた石があれば、それはそれで十分引き込まれる気がします。首都エレヴァンと高原湖セヴァン湖の間にその鉱脈はあるそうです。ぜひお立ち寄りください。
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