つむじかぜ 568号 絶景のほうのパタゴニアと巨大な滝の3つの楽しみ方! 号


つむじかぜ568号



 絶景のほうのパタゴニアと巨大な滝の3つの楽しみ方! 号


【特集1】南米最大の絶景へ。楽しみ方を3つに絞ってご紹介!


たった9日間の中で南米が誇る絶景が2つも見ることが出来る特別企画!熱帯のジャングルから荒涼としたパタゴニアの大地へと続く、日数が短いながらもダイナミックなハイライトツアーです。


パタゴニア・ペリトモレノ氷河の情報ページこちら!

イグアスの滝の情報ページこちら!


【特集2】『風の山人』『風の鳥日和』新パンフ完成!


風の山人
風の鳥日和


『風の山人』

2016年度国内登山ツアーを発表しました! 各地から参加しやすい現地発着コースを増やしています。ひと味違ったルートから登る富士山、夏の北アルプス・奥穂高岳など、お勧めコース満載です!

『風の山人』新パンフレットご請求はこちらから!


『風の鳥日和』

【新企画】日帰り講座を愛知県・東浦町で開催します!
夏羽のシギ・チドリと農耕地で繁殖する鳥たち 境川河口バードウォッチング

『風の鳥日和』新パンフレットご請求はこちらから!


特選!風カルチャークラブ情報



今回は、修験道の歴史や思想のアウトラインを学び、修験道の開祖とされる役(えんの)行者(ぎょうじゃ)の伝説や、修験者(しゅげんじゃ)と呼ばれる行者が身に着ける独特の衣裳、修行法などを紹介します。修験道は、特に「山」とのつながりの深い宗教です。その知識を持てば、身近な登山が、一味違ったものになることでしょう。


大好評のワカメ刈りの日にちも迫ってますよ!
出発日 旅行代金 出発場所 催行状況 他
2024/04/06(土) ¥12,650 京浜急行線 県立大駅 集合・解散 催行決定
海藻を浜辺で海から引き上げ塩蔵ワカメ作りを、地元漁師の栗山義幸さんに教えていただきます。ワカメ丸ごと1本の大きさを実感した後、海辺でワカメしゃぶしゃぶをいただき、生ワカメ1本はおみやげに持ち帰り。安浦の埋立ての歴史もたどります。

詳細を見る


今週の更新情報 旅心くすぐる情報満載


【イベント報告記】
風の新年会(ロサール)を開催しました
チベット料理店「タシデレ」で開催のイベントの様子です。
【モロッコからお知らせ】
普通じゃないハネムーン!?サハラ砂漠の村でセレモニー体験
こんな結婚式が・・・ミステリアス!!
【イベント報告】
「大阪あわざ 手食で味わうスリランカ料理」
7回目の大阪イベント。今年も盛り上がりました!


お待ちかね!風のイベント情報


東京・風のイベント


【説明会】3/5(土) ネパール・トレッキング その魅力と旅の準備
美しきヒマラヤを間近に感じ、素朴な山の暮らしにふれるネパールのトレッキング。主要エリア(エベレスト・アンナプルナ・ランタン)についてと、気候や服装などの基本情報をご説明します。GWや秋以降来シーズンに向けてお気軽にご参加下さい。

  • 日 時:2016年3月5日(土)11:00~12:30
  • 会 場:風の旅行社 東京本社 7階セミナールーム(東京・中野)
  • 定 員:24名(先着順、事前予約制)
  • 参加費:無料


関西・風のイベント


【ワークショップ】
“わたしたちのシルクロード旅”隊員募集!
新企画! いつか行ってみたいシルクロード。この日集まった“隊員”の皆さんで自分たちの行きたい、やってみたいシルクロード旅行を熱く語り合い、作ってみませんか? 風の旅行社スタッフが夢の旅作りのお手伝いをします。第一回は西安~カシュガルまで。隊員大募集中です!

  • 日 時:2016年4月9日(土)14:00~16:30
  • 会 場:ハービスPLAZA3階旅のセミナールーム(大阪・梅田)
  • 定 員:10名(先着順)


外部イベント


カザフ トイ -音楽と刺繍に酔う-
クグルシン氏によるカザフ民族楽器(ドンブラ)コンサート

  • 日 時:2016年2月28日(日)16:00~17:30
  • 会 場:風の旅行社 東京本社 7階セミナールーム(東京・中野)
  • チケット代:大人:2,500円(前売:2,000円) 中学生:1,000円
  • 主 催:NPO法人北方アジア文化交流センターしゃがぁ


彫刻家・冨長敦也氏イベント
「Love Stone Project-風の石」

創作料理「世沙弥」では、2015~2020年にかけて最大級3トンの石を磨き上げるアートプロジェクトを実施中。今回は第7回目、冨長敦也氏と一緒に磨きましょう。全国区の話題となった<焼き芋デコカー>も登場します。

  • 日 時:2016年3月5日 12:00〜17:00
  • 会 場:創作料理「世沙弥」(東京都・塚本)
  • 参加費:無料(要予約)


ベトナム・タイのカラフルでかわいい少数民族たち
オキモトアキラ写真展と民族雑貨のマーケット

期間中、写真展のテーマに合わせたマーケットやイベントも開催しています。

  • 日 時:2016年3月12日~21日 12:00~19:00
  • 会 場:SAA(大阪・肥後橋)

 





風の向くまま・気の向くまま ―第三百九十二話―

 

代表取締役 原 優二

●顧客の創造

時々、とんでもなく早口の人がいる。林文子横浜市長もそんな方だ。なんだか、聴いている私の方が落ちつかない。しかし、豊富な経験を原稿見ず、まるで勢いよく吹き上げる噴水のごとく、一時間連続で話し続けるその姿は、ゆるぎない自信にに満ちていた。演題は「人に寄り添うリーダーシップ~すべては共感と信頼から~」。 2/22の(一社)日本旅行業協会の経営フォーラムという会議での基調講演だ。

同氏は、2003年にBMW東京株式会社の代表取締役社長になったことで一世を風靡した。私もそのとき初めて同氏を知った。女性であるということ以上に、ホンダのセールスマンだった人が外資の、しかもあのBMWの社長になったということが注目された。

その後、ダイエーの代表取締役会長兼CEO、日産自動車株式会社の執行役員、東京日産自動車販売株式会社代表取締役社長を歴任し、2009年8月、横浜市長になった現在2期目である。民間企業のトップが首長になること自体珍しいから、私は、“何故だろう”とずっと引っかかっていた。

同氏の話は、行政という世界が如何に特殊で、民間企業、ひいては一般社会の常識が如何に通じないかを指摘し、自分がどうやって横浜市を変えてきたかという話を延々と続けた。特に珍しい話でもないと感じたが、自ら実践しているところが評論家たちとは違い重みがあった。

実は、私は、大学を出て公務員を6年間やっていた。その経験から、“公務員のモラルの高さ”こそが、日本を支えていると思っている。こんなことを書くとお叱りを受けそうだが、私は、日本の大多数の公務員は、モラルが高く仕事を忠実にこなしていると思う。

もちろん、“コスト意識もなく9時-5時ではたらく怠け者”みたいに揶揄されることはよく知っているし、のんびりした仕事ぶりを見るにつけ“公務員天国”と、私だって批判したくもなる。

しかし、考えて見てほしい。公務員の世界に業績評価も取り入れられたにしても、個人の売上実績が数字になって出るわけではない。厳しいノルマもない。殆どの公務員の日々の労働は、稼ごうという意識とは無縁の細かな事務仕事や施設の管理業務である。これを飽きずに忠実に、永続的にこなすには、かなり高いモラルが必要だ。日本とは、そういうモラルが社会全体に備わっている貴重な国である。

もちろん、民間企業ならとっくに倒産しているような無駄な税金の使い方は問題である。誰も責任を取らず先送りして、自分が職責にあるときだけ問題が噴出しないようにする輩には、厳しい対処が必要だ。しかし、それは、個々の公務員のモラルの問題にして揶揄しても何も解決しない。ずばり、経営の問題である。

林氏は、自分が培った経営的視点を行政に入れたかったのだろう。企業の経営も行政の経営も、ドラッカー曰く、その目的は「顧客の創造」である。行政にとって顧客とは、市民であり地域の企業である。林氏は役所と民間企業の関係も「共感と信頼」こそが大切だという。しかし、一般的には、癒着を恐れる行政は、市民や企業との親密な関係を避ける向きがある。それではダメだと林氏はいう。

なるほど、その通りだ。この講演を聴きながら、企業の目的は「顧客の創造」という意味をずっと考えていた。また一歩、その意味を理解できたような気がする。

≫「風の向くまま・気の向くまま」バックナンバー


お茶の間 旅空間 〜今週の気になるTV番組〜


▼2/29(月)14:00~14:30 BS1
『Asia iNSIGHT選』「絹織物に明日を託す~カンボジア~」
貧しい農村地帯の女性たちに読み書きと絹織物の技術を教え、自立支援をするために設立されたカンボジアのある織物工房の取り組みを紹介。


▼3/2(水)8:00~8:49 BSプレミアム
『世界で一番美しい瞬間』「セイロンティー高貴な香り放つとき スリランカ」
その香りと味がシャンパンとも称される高級紅茶のふるさとスリランカ・ヌワラエリヤ。若々しい新芽が芽吹き、山を敷詰める季節を旅する。


▼3/2(水)22:00~23:00 BSプレミアム
『岩合光昭の世界ネコ歩き』「ベトナム・ハノイ」
喧騒の街、ベトナム首都ハノイでのんびーり暮らすネコたち。世界遺産のハロン湾では水上住宅の上で生きるネコたちに密着。



【気になる映画情報】

▼公開中~3/25(火) 岩波ホール(東京・神保町)
映画『火の山のマリア』
グアテマラの高地を舞台とする映画が公開中! 農業を営む両親と暮らす、17歳の少女マリア。貧しい暮らしのなか、自ら選んだ「幸せ」のために闘う少女と、我が娘を守らんとする母親の普遍的な「生」の物語。現在、岩波ホール(東京・神保町)にて公開中。


編集後記


先週末、東京では風の新年会(ロサール)を開催し、たくさんの方に来ていただきました。ご来場いただいた皆様ありがとうございました。会場ではスタッフとお客様だけでなく、お客様同士も旅話に大輪の花が咲いていましたが、やはり旅好きな方との交流は刺激がたくさんあって楽しいものでした(勉強にもなりました)。

風のスタッフの中には自分が企画をして自分が添乗するなんてツアーがあるのですが、私、山田が添乗するコースの一つに9月のモンゴルの大草原で星空観察4日間というツアーがあります。星空案内人が同行する、本格的な星空観察ツアーですよ。短い日数ですが大いに盛り上げますのでぜひ!


(やまだ)




※次号569号は2016年3月3日頃の配信予定です。
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■つむじかぜ568号(風の旅行社ウェブマガジン)
発行日 :毎週1回発行
発行 :(株)風の旅行社 
送信日 :2016年2月25日
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