メコン川とその支流ナムカーン川に囲まれた古都ルアンプラバーン。小さな街ですが、ゆったりと時間が流れる大変居心地のいい場所です。1995年世界遺産に登録されたこともあり、その魅力を求めて年々外国人観光客が増え続けています。ルアンプラバーンは1353年にラーンサーン王国の都が置かれた古都です。現在はビエンチャンに首都が移ってしまいましたが、街にはラーンサーン王国やフランス植民地時代の面影が色濃く残っています。この街の楽しみ方をいくつかご紹介したいと思います。
◆朝早く起きて、托鉢体験 ◆
ラオスでは毎朝6時くらいからお坊さんたちが托鉢にまわります。70あまりの寺院が密集するルアンプラバーンでは、僧侶の列が方々で見られ、オレンジ色の袈裟をまとった列がずらりと並ぶ姿はなんとも幻想的です。地元の人にまざってお坊さんに喜捨をしてみましょう。
オレンジの列がずらりと並ぶ
◆地元の人々が食材を買いに集まる朝市へ ◆
托鉢を見学した後は、地元の人々が集まる朝市へ行ってみましょう。野菜や魚、肉などの食材はもちろん、お供え物や日用品など様々なものが道端で売られています。中には虫やモグラ、ねずみ、かえるなどちょっと目をふせてしまいたくなるものまで・・・。朝市に行ってラオスの食文化を見てみましょう。
◆お寺巡り◆
ラオスの人々の心の拠り所にもなっているお寺。ルアンプラバーンにもお寺をさす「ワット」の名がつく建物がたくさんあります。ルアンプラバーンを代表する寺院ワット・シェントーンは、湾曲した屋根が美しい本堂や、昔の生活風景がモザイクで描かれたレッド・チャペルが見ものです。国立博物館に隣接しているワット・マイにはインドの叙事詩「ラーマヤナ」をモチーフにした黄金のレリーフがあります。お寺ではラオス語で書かれたおみくじができるところもありますのでチャレンジしてみるのもいいかもしれません。
レッドチャペルのモザイク画
◆プーシーの丘に登ってみる◆
プーシーは高さ150mの小高い山で、頂上からは世界遺産ルアンプラバーンの街が一望できます。国立博物館の向かいに、頂上へと続く328段の階段の入り口があります。夕方天気がよければ綺麗な夕日が見れるスポットですので頑張って登ってみましょう!
◆おいしいラオス料理を楽しむ◆
ラオスから帰国した弊社スタッフが口をそろえて言うことが「ごはんがおいしい!」。主食はカオニャオというもち米。お米によくあうおかずが多いせいか、日本人の口にとてもあうようです。メコン川沿いのレストランでビアラオと一緒に食べるラオス料理、最高ですよ。
ラオスの主食カオニャオ(もち米)とラープ(挽肉炒め)
ラオス版焼き鳥ピンカイ
ルアンプラバーン名物カオソーイ
ぷりぷりのソーセージはルアンプラバーンの名物料理です
◆ナイトマーケットでお買い物◆
毎日17時~22時頃までシーサワンウォン通りは歩行者天国となり、道いっぱいに露天が並ぶナイトマーケットが開かれます。少数民族モン族のお店がほとんどで、彼らが得意としている刺繍の可愛い雑貨などが並びます。交渉しながら値段をまけてもらうのも楽しみの一つです。
値段交渉も楽しみの一つ
その他にも街中にあるマッサージ屋で旅の疲れを癒したり、川沿いのカフェでお茶をしたり・・・。古都ルアンプラバーンでお好きな時間をお過ごしください。