韓国の話の続きです

つむじかぜ191号より


韓国は、現在、約1300万人の海外渡航者数を数え、その出国率は、約25%(日本は13.9%)です。韓国NO.1の海外ツアー造成会社のHANATOURの權喜錫社長に、ストレートに質問をぶつけてみました。

Q1.  何故、韓国ではこんなに出国率が高いのですか?
A1.  韓国は、国内にあまりいい観光地がないんです。北はいけないし、地方のインフラも整っていません。ゴルフ場は、全国で500箇所で2万円以上します。日本には、2500箇所もあって、しかも安いんです。ですから、これからも、どんどん海外に出るでしょう。

Q2.  どんな方々が海外に行くんですか?
A2.  富裕層が繰り返し、一年に数回出かけています。この富裕層が、売上の80%を占めます。

Q3. 人気訪問国はどこですか?
A3.  中国が一番で、次が日本。ヨーロッパや米国はまだ少ないですね。日本は、人気があります。好きな方は、何回も言っています。日本でゴルフすることが、富裕層のステータスにもなっています。

なるほど、韓国の方々にとって、日本は、インフラが整った絶好の観光地になっているんですね。確かに、日本は、どんな地方に行ってもホテルは綺麗だし、食べ物も美味しいし安い。私たち日本人は、あまり自覚していませんが、日本は、旅行するにはいいところなんです。

海外の人たちも日本をいいところだと言うし、今の若い人たちは、日本がいい、と言って海外に出たがらないとか。自分の国を自慢できるのは素晴らしいけど、実は、ちょっと臆病になっているように思う。やっぱインターナショナルは大事だぜ!と古い世代の私は思ってしまうのです。

★弊社代表取締役原優二の「風の向くまま、気の向くまま」は弊社メールマガジン「つむじかぜ」にて好評連載中です。

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