富士を拝む

つむじかぜ215号より


最近は、正月以降、晴天が続いています。毎朝、抜けるような青空でとても清々しい気分になります。私の棲家は、多摩地区にある何のへんてつもないマンションの10階です。線路脇にあるため目の前を塞ぐような建物は建ちません。自慢は、ベランダからの眺め位ですが、そのベランダからこの時期、素晴らしいものが見えます。そう、富士山です。

富士は、白い頂を見せるこの時期がやっぱり綺麗ですね。冬の朝は、空気が澄んでいる所為か、くっきり際立って見えます。特に、少々寒くても朝早く雲ひとつない青空に映る富士は最高です。

そんな富士を見ていると、つい手を合わせたくなります。私は、特に信心深いわけでもなく無宗教ですが、それでも富士を見ると思わず祈りたくなります。今日は、富士に向かって手を合わせ、安全と幸運を祈りました。

実は、朝は、あれこれ忙しいので、あたふたと大変なのですが、一瞬でも、心を静に落ち着かせる時間を持ちたいものだと思います。しばらくの間は、富士にその役割を担ってもらうことにしました。皆さんは、如何でしょうか。

★弊社代表取締役原優二の「風の向くまま、気の向くまま」は弊社メールマガジン「つむじかぜ」にて好評連載中です。

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