変わりゆく「人と仕事」

つむじかぜ243号より


7月も、既に月末を迎え夏のピークシーズンの追い込みに入っています。8/8(土)成田発のモンゴルチャーター便も、最終のご旅行案内の送付が終わり、最後の詰めに入っています。

今年は、GW前に急襲した豚インフルエンザによって、本来なら、夏場の旅行の問い合わせのピークになる5月、6月に、海外旅行へのマインドが下がってしまったのか、問い合わせが少なく心配されましたが、7月に入ってからようやく忙しくなり安堵しました。後は、無事に夏のシーズンが終了してくれることを願います。

考えてみますと、弊社が格安航空券を主に販売していたころは、GW、7月、8月、年末年始は、いくら何ヶ月も前に予約を戴いても、仕入れ元からは、40日から1ヶ月前の席の調整が行われるまでは、まったくOKがもらえず、大変苦労しました。海外渡航者が、毎年100万人近く増えていた時代、座席の供給が追いつかない上に、グループ優先の時代でしたから個人予約は後回しでした。

その忙しさも尋常ではありませんでしたが、何度も電話し親密になればOKが貰えたりしました。よくも悪しくも人間がやっている仕事という感じでした。最近は、ピークでも、早目に予約すれば、結構、席が取れます。その意味では、随分楽になりました。しかし、逆に交渉の余地もありません。いくら電話しても、「コンピュータ通りです。」と冷たい答えしか返ってきません。また、個人優先の時代になり、グループの方が値段が高くなったり、デポジットを要求されたりします。

昨今はものごとの変化も早く、ものの考え方の変化に遅れないでついていくのに必死です。あまり昔のことを懐かしんでいても仕方ありませんが、それでも、「ちょっとまて、そこは違うだろう」くらいの主張はしたいものです。

★弊社代表取締役原優二の「風の向くまま、気の向くまま」は弊社メールマガジン「つむじかぜ」にて好評連載中です。

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