新型コロナウィルス

新型コロナウィルスが猛威をふるっている。平穏な日々がどんなに貴重なものかと痛感する毎日だ。今のところ、お客様の冷静な対応に助けられ、弊社では混乱は起きていないが、情勢は刻一刻変わっていくだろう。

報道を見ていると、2003年のGW直前に一挙にSARSが広がりチベットへの入域が止まったため、4月末出発のツアーを中止せざるをえなかったことを思い出す。その後は、増え続ける感染者数や死亡者数の情報に振り回された。

内モンゴルの感染が広がると、モンゴルのツアーの集客がほとんどできなくなり大幅な売り上げ減となった。「内モンゴルとモンゴルは別の国で、ゴビ砂漠に隔てられているから大丈夫」といくら私たちが思っても、同じモンゴルと解釈されてしまった。

よく判からないものへの“恐怖”が、必要以上に不安を拡大したように思う。空気感染か飛沫感染かも分からず、パンデミックという言葉が流布し、恐怖だけが独り歩きした。私は、突然襲ってきた経営危機に、先の見通しが全く立たない“恐怖”を感じた。結果、冷静な判断を欠いたと反省してきた。

ただ、日本にSARSは上陸しなかったので、どこか他人事のように感じていた方々も多かったように思う。

今回も色々な説が出てきているが、今は感染者がまだまだ増え続ける時期だし、想定外のことも起こるに違いない。しかし、必ずピークがあっていつかは収まるはずだ。それがいつなのかは判らないが、長くても、ウィルスが生き難くなる夏前には収まるものと期待する。

お客様各位

ツアーは、飛行機が飛ばなくなったり、入域ができなくなったりしない限り、催行していく予定です。その際は、外務省の安全情報や感染情報を基本に、現地の情報も入手しつつ判断して参ります。また、ツアーの実施を弊社が取りやめた場合は、弊社旅行業約款の規定通り、旅行代金は全額ご返金いたします。

尚、詳細等に関しましては、お気軽に、弊社予約担当者までお問い合わせください。社員一丸となって精一杯やって参りますので、何卒、ご理解、ご協力の程お願い申し上げます。

シェアする

コメントを残す

※メールアドレスが公開されることはありません。