新規感染者の激減

総選挙が終わり、岸田政権が本格的に動き出した。経団連や経済同友会、もちろん旅行会社が集まる(一社)日本旅行業協会も、選挙前から海外との往来再開実現を要請していたが、早速、ビジネス渡航にかんしては帰国後の自主隔離が3日間に短縮されると発表された。留学生、研修生の入国も認められるようだ。観光に関しても部分的に緩和されるのではないかと期待されたが、そこまでは至らず残念であった。

それでも、第5波がすっかり収まり日常が戻ってきて私たちも少し安堵している。何といっても、飲食店の営業時間や種類提供の制限もなくなり、飲み会の誘いが増えてきたことが単純にうれしい。テレビ報道を見る限りは、車を使う家族や友人同士の国内旅行は、紅葉シーズンとも相まって活況を呈しているようだ。まだ、何時からかは決まっていないがGo Toトラベルも近く再開されるだろう。マスクをしていることを除けば、私の生活もかなり戻ってきた。ただ、海外旅行が再開されない限り、弊社は、月、木の週2日に限定しての営業が続く。正直言えば、弊社は、日本の感染状況が良くなっても、それだけでは何も変わらないのが現状だ。

ところで、第5波の収束に関して興味深い記事を見つけた。国立遺伝学研究所と新潟大のチームが、収束の要因はデルタ株でゲノム(全遺伝情報)の変異を修復する酵素が変化し働きが落ちたことが影響した可能性があると発表したという記事だ。8月下旬のピーク前にはほとんどのウィルスが酵素の変化したタイプに置き換わっていた。同研究所の井ノ上逸朗教授は「修復が追いつかず死滅していったのではないか」と指摘している、と記事は続く。(10/30共同通信)

なるほど、そんなこともあるのかと私は1人納得した。人流の多さもさほど変わっていないのにここまで新規感染者が激減したのは、ウィルスそのものに要因があるのだろう、と勝手に想像していた。今までは、ウィルスが変異すれば良いことはないと思い込んでいたが、そうとばかりはいえないらしい。カミューの『ペスト』でもそうだったが、人間にはわかっていないことが山ほどあるということだろう。このままどこかに消えてなくなれば最高だが、そんなことは夢想に過ぎなかろう。何はさておき、確実に収束に向かって進んでほしいものだ。逆戻りだけは勘弁してほしい。

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