人間ドック

コロナ禍になって、なんとなく落ち着かず、人間ドックに行くのをすっかり忘れていた。先週、本稿で書いたAさんのこともあって慌てて予約し、先週、久々にいつも行く西早稲田のクリニックに行った。コロナの影響で人数も制限しているからだろうが、胃のバリウム検査以外は殆ど待つこともなく、朝9時から始まって10時少し過ぎに終わってしまった。本を読む暇もない。かつては一日がかりだったし、泊りまであった。この差はいったいどこにあるのだろうか。

以前から、肺活量が落ちていていることを指摘されていたので、肺活量測定に備えて深呼吸の練習をしていたら、なんと検査項目から外されていた。最後の医師の診察で、その理由を聞いてみた。「いくら咥える部位を替えても、同じ機械を使って息を吐くのは止めるべきだ」と学会で議論になったのだそうだ。これもコロナの影響だが、代わりの検査方法はないのだろうか。私のように、肺のことなどを気にしている人もいると思うのだが。

最期の医師の診察では、レントゲンや心電図、超音波の結果をその場で見ながら、特に問題はなさそうだといわれた。先週、本稿で書いたように少々ドキリとする瞬間だ。但し、バリウム検査や、血液検査、便、尿などの検査結果を待ちましょうともいわれた。以前は、結果が心配などということは全くなかったが、最近は、やはり気になる。私の周りでも病に倒れる知人が増えてきた。

そういえば、聴覚検査では、以前は音が鳴ったらブザーを押してくださいといわれてドアを閉じて検査をしたのに、今回は、始めはドアを閉めたが、すぐに「聞こえませんか」とドアを開けられて「これはどうですか」とドアを開けたまま検査された。「そんなに聴覚が落ちているのか?」と不安になった。日常生活で聞こえないなと感じる場面も稀にある。最近は電車の中でYouTubeをイヤホンで聴いているが、良くないかもしれない。

ところで、コロナ治療は国が全額負担となっているが、7割は健康保険組合で普通の疾病と同じように負担していることをご存じだろうか。つまり、会社と従業員が折半で払っている健保組合の掛け金で7割を負担し、国は、自己負担分の3割を“全額負担”しているという意味だったのだ。一方、ワクチン接種は正真正銘、国の全額負担だそうだ。同じ言葉なのに、何の全額なのか、その意味するところが違っているというわけだ。やれやれ日本語は難しい。

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