個が強くなること

新年あけましておめでとうございます。コロナ禍も4年目に突入。私は、コロナ禍であっても初詣は欠かしませんでしたが、今年も元旦には近くの神社に詣で、脱コロナ・海外旅行本格再開を祈りました。

街もすっかり賑わいを取り戻してきましたが、それでも、マスクは外せないし、レストランなどのアクリル板の仕切りも常態化しています。これらは、科学的根拠の有無にかかわらず社会規範化しており個人の意思ではどうにもなりません。日本らしいといえばそれまでですが、私もその日本らしさを構成する一員ですから何とも言えません。国がコロナ終息宣言でもしない限り続くような気がします。

さて、昨年の暮れはワールドカップで日頃の鬱憤を晴らしつつ、今一つもどかしい思いをされた方も多かったことと思います。森保一監督は、これからの日本チームに「個が強くなること」を課題として挙げました。集団スポーツでありながらこれほど個が強調されるスポーツが他にあるでしょうか。逆に駅伝は、個の強さが基本のはずなのに、これほどチームワークが強調される個人スポーツも他にはないように思います。普段の練習で、チーム構成員が協力し意思を一つにして収斂を積むことで個が強くなるという意味では、これぞ集団スポーツなのかもしれません。

私は、コロナ過で海外にも行けず国内も自由には動けない中、色々な分野に手を出してみました。NetflixやAmazon prime videoがあればこそですが、映画も100本以上観たと思います。特に、昔見た映画を見直すことができ感動を新たにしたことも多々ありました。

古事記を読み直し出雲にも行きました。西洋画も随分見るようになりました。特にゴッホに関しては「ゴッホの手紙」を読み、美術館も折をみて観に行きました。今は、分厚い美術書を読まなくてもネット上でいつでも絵がみられます。

何度かクラシックコンサートを聴きに行き、オペラもいくつか観ました。西洋絵画も音楽も、やはり聖書の世界を知らないとよくわからないので、聖書も改めて手にしてみました。旧約聖書のすべてを読むことは不可能かつ不要と考え創世記と出エジプト記を、新約聖書は福音書だけ読みました。今年は解説書もあれこれ読んでみ、私なりの解釈をしてみたいと思います。

こんなことやっても、何の役に立つのかはわかりませんが、思いはあれこれ巡ります。兎に角、個が強くなること、力をつけることが必要です。スタッフには、未来を拓くには、今までの世界をただ守り繰り返すだけではダメだと自戒を込めて話しました。

本年も宜しくお願いいたします。

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