ラサのインターネット事情[LHASA・TIBET]

「ラサでインターネットができるのか?」 

と、問い合わせがとっても多いことを東京・風の本社から知らされる。 ということで、今日は簡単にラサのインターネット事情をお知らせします。 風のお客さんは、チベット色の非常に濃いバルコル周辺のホテルに泊まられることになるので、とりいそぎ、ジョカン寺広場そばにあるスノーランドホテルのインターネットカフェについてご紹介します。

スノーランドホテル入り口
(スノーランドホテル入り口)

“Flaming Jewel”の看板
(“Flaming Jewel”の看板)

スノーランドホテルの入り口入ってすぐ左側に“Flaming Jewel”と洒落た名前のインターネットカフェ。 インターネットカフェとはいっても珈琲や紅茶はでない。 が、飲み物は持ち込み自由だ。 もちろん店内でもインスタントらーめんやらチョコレートやらペットボトルの飲み物一式は揃っている。 

最低料金は2元で20分。 30分だと3元、1時間だと5元。 ラサの中流ホテルのビジネスセンターだと1時間で20元も(!)とられるので、かなりお得だ。 さらに我々にとって有り難いのは、日本語のソフトが入ったpcが5台ほど置いてある。 ファックス、国際電話(日本へは1分5元)、デジカメ写真のCD/DVDへのコピーのサービスもやっている。 また、自分のラップトップを持っていけば、回線につなげてくれる。
“Flaming Jewel”のスタッフ、ンガワンとプルツェ
(“Flaming Jewel”のスタッフ、ンガワンとプルツェ)

スタッフは、ンガワンという名のおっちゃんと、プルツェという若者がやっている。 日本語はさすがにできないが、英語は全く問題なし。 二人ともとっても気さくで、「ふわふわー」と商売をやっている感じで、このインターネットカフェにはアットホームな雰囲気が流れている。 夜になると、プルツェはお気に入りのギターを練習しているし、かなり夜遅く(11時ごろ)に行くと、ンガワンおっちゃんは、チャン(チベットのどぶろく酒)やら中国の白酒(50〜60度の強い酒)でかなりできあがって、普段でもとてもフレンドリーなのに、それに輪をかけてフレンドリーになる。 彼は日本人が好きらしく、日本人と知ると、変なカタコトの日本語で応対をすることがある。 愛嬌たっぷりで、とても親切なので、このインターネットカフェにはいつもたくさんバックパッカー系の観光客がたむろしている。 

開店時間は朝8時ごろ〜夜中12、1時ごろまで(店に人がいなくなるまで)。 みなさんも夜寝る前に、ちょっと覗いてみては? 運がよければ、ンガワンおっちゃんにチャン飲ましてもらえるかも。

ps ヤクホテルの中にもインターネットカフェがあります。 こちらは一応自称「24時間営業」。 1時間5元。 日本語のソフトがはいったpcもあるが、ひらがなは打てても漢字変換ができないものがある。

Daisuke Murakami
5月18日 
天気 曇り時々晴れ
気温 9〜22度
服装 シャツ+長ズボンが一般的。 紫外線がかなり強いので、日焼け対策は必須。 熱射病対策に、帽子もかぶられるとよいでしょう。 異常乾燥注意報も発令しておきます。