ラサでポタラが最も美しく映える場所 [LHASA・TIBET]

は、たくさんあろう。 でもやはりこの場所・この角度が一番ではなかろうか、と僕は思う。

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(11月1日のポタラ)

これは、ポタラの南西にある「チャクポ・リ」と呼ばれる丘から撮ったもの。 季節や時間を見計らって撮れば、誰でも「絵葉書級」のポタラを写真におさめることができる。 上の写真は、ラサ周辺の山々に最近ちょうど雪が降ったので、少し感じがよくなっている。

「チャクポ・リ」には昔、かの有名なサンゲ・ギャツォが建てたチベット医学学院があったが、今では奇妙なテレビ塔が不釣合いに突っ立っている(夏の夜には、このテレビ塔は怪しげなネオンを発する)。 チャクポ・リに登ることは禁じられており、5年ほど前まで誰でも登れたチャクポ・リの先端は、ケチ臭いことに今では有料となっている。 では、上の写真は、どこから撮ったのか。

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(ダクラルグ寺)

それは、ダクラルグと呼ばれる、チャクポ・リにへばりつくようにしてあるお寺の中から撮ったのだ。 このお寺は歴史が古く、7世紀のソンツェンガンポの時代に瞑想窟としてあったところにお寺を作ったのだ。 中に入ると、自然発生(チベ語で「ランジュン」)してできたといわれる、岩から浮き出た神様だらけ。 どう見ても、誰かが美しく彩ったようにしか見えないが、その辺のところはあまり深く考えないほうがよい。 そこでタイミング悪く、変な合理性を持ち込んだら、チベット文化のことは通り一遍の理解で終わってしまう。

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(観音菩薩の「ランジュン」)

ポタラの美しい写真を撮りながら、他のチベット人巡礼者に交じって、このダクラルグ瞑想窟のレリーフ(浮き彫り)ではなくて、ランジュンを拝むのは、なかなか貴重な体験になるであろう。 ツアーの自由時間にでも訪れてみたい場所のひとつである。

Daisuke Murakami

ps ダクラルグの拝観料は20元だが、冬の間は誰でも適当に出入りできるよう。

11月4日
(ラサの)天気 晴れ時々くもり (ところにより雪や雨)
(ラサの)気温 −1〜12度 
(ラサでの)服装 ジャンパーやコート、長ズボン。 日焼け対策は必須。 空気は非常に乾燥しています。 雨具は必要でしょう。

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