風のチベット・新コース 〜ラサをもっと深く体験したい人のために〜 [LHASA・TIBET]

ひさびさの駐在日記!
べつに仕事をサボっていたわけではありませんよ(笑)!

このゴールデンウィークには、一昨年ほどではないが多くのお客さんが来られた。 当局からの裏情報(?)によると、風の旅行社を利用されてラサに来られた日本人が(他社に比べ)最多だったという。 さもありなん。

ゴールデンウィーク後はちょっと一休み、と勝手に思っていたが、今年はなんと東京本社からチベット担当のNさんがラサに来たのだった。 うう、休む暇はない。 早速、現地手配会社のスタッフとミーティングやら新コース視察やらで、わらわら僕も同行することとなりちと疲れたが、これからの【風のチベット】の補強・充実化のために有意義な時間が過ごせたかと思う。

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(眼下にセラ寺を見下ろしながら、巡礼道を歩く。 中央左に小さく見える白い建築物はポタラ: ≪歩いて巡る聖地ラサ 七日間≫)

今年も引き続き風のチベット・ツアーは充実度を増していくばかりなのだが、その中でも新コース、≪歩いて巡る聖地ラサ 七日間≫≪知られざるラサ 6日間≫に注目してみたい。 両コースとも、「ラサは来たことがあるが、より深く体験してみたい、別の角度からラサを再発見してみたい!」という方にもってこいである。 勿論、チベット初めての方も大歓迎だが、ポタラ宮もジョカン寺も参拝せずに、いきなりマニア向けのディープなチベット世界へ入り込むのは、ちょっとシブすぎるかもしれない。 だが、「たび」とは元来そんなものである。

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(泉のそばで休憩する、巡礼のおばあちゃん。: ≪歩いて巡る聖地ラサ 七日間≫)

まず、≪歩いて巡る聖地ラサ≫であるが、その名の通り、ラサの聖地スポットなどを自らの足で巡るツアーである。 バスや車などで巡礼地を訪れるのは時間が短縮できてよいかもしれないが、ラサの雑踏に紛れながら巡礼者たちとその歩幅を同じく聖地を訪れると、また違った風景が見えてくるものである。 バルコル周辺にある小さいお寺を巡ったり、遠方にポタラを拝みながら大麦や菜の花畑で溢れる農村を散歩したりと、魅力はもりだくさんである。 中でも、ラサ北郊外にあるセラ寺のコルラ道(巡礼周回道)を歩きながら、所々に湧き出る聖なる泉を口に含みながら、ラサ市内を一望する、なんていう体験は、チベット人ならずとも誰しも一度はやってみたいのではなかろうか。 (←セラ寺コルラ道巡礼の様子の詳細はこちら!)

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(麦畑、菜の花畑が広がるラサ郊外の農村。 夏には菜の花で黄色く染まるか。: ≪歩いて巡る聖地ラサ 七日間≫)

つぎに、≪知られざるラサ 6日間≫。 そのタイトル、「知られざる・・」ときくと、僕は小学校時代によく観た、あの凄まじいドキュメンタリー番組『知られざる世界』を思い出してしまい、なんとも大袈裟なツアー名を付けたものだと思ってしまうのだが、よくよく見ると「達人・村上大輔プロデュース」と枕詞がついている。 このようなツアー名になるとは露知らず、ラサの密教的な要素の濃いスポットを僕は並べ立てただけなのだが、担当者のNさんの強い思いもあってか、うまくアレンジしてくれた。 一般の観光客はほとんど訪れることはない、という意味で「知られざる」という形容はあっているといえようか。

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(シュクセ・アニゴンパにて。 ラッパの練習をする尼さん。: ≪知られざるラサ 6日間≫)

特に、ラサ三日目に訪れるシュクセ・アニゴンパは、『知られざる世界』で特番を組んでもよいのではないか、というぐらい(実はそんなテレビ取材はして欲しくはないが)、中央チベット地域における霊場中の霊場といってよい。 今でも多くの尼僧が、「チュウ」と呼ばれる厳しい精神修行を行っており、僧院裏の山の斜面には、多くの瞑想部屋が点在する。 風景も素晴らしいが、尼さんがいつ来ても非常に人懐こくて心が和む。 そのせいもあるのか、都会生活に疲れたラサ人が、巡礼がてらにこの尼僧院によく訪れるのである。 ただし、このゴンパ訪問の注意点は、我々日本人の足で2時間近く山登りをしないといけないことである(チベット人なら30分〜1時間)。 道はゆるやかでしっかりしているとはいえ、標高4,500メートル前後の地点にゴンパはあるのである。 しかし、その見返りは素晴らしい。

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(シュクセ・アニゴンパから谷を見下ろす。 このような風景を見ながらランチをとるのは格別である。: ≪知られざるラサ 6日間≫)

以上、駆け足で今年の【風のチベット】新コースを紹介してみたが、再度魅力を強調すると、6日間、7日間という短期間で、ディープなラサを体験しようというところであろう。 チベット・ファン、マニア、リピーターのみなさんに是非参加して欲しいツアーである。 ただし、参加前には、心と体の準備を怠らないように。 いろんな意味で、かなり「濃い」体験になるであろうことはほぼ確実なので。

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(現世の願いを叶えてくれるといわれる女神タプチラモ。 巡礼者は非常に多い。: ≪知られざるラサ 6日間≫、≪歩いて巡る聖地ラサ 七日間≫)

Daisuke Murakami

5月15日
(ラサの)天気 曇り(ときどきにわか雨)
(ラサの)気温 4〜18度 
(ラサでの)服装 昼間はシャツ、フリースなど。 夜はフリース、セーターなど。 日焼け対策は必須。 空気は非常に乾燥しています。 念のために、雨具は持ってきたほうがよいでしょう。

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