どうしても行ってみたい風のカルチャー講座(駐在日記番外編1) [LHASA・TIBET]

どこかで書いたような気がするが、
国内外で行なわれている風のカルチャー講座、行ってみたいものばかりで困ってしまう。
いかんせん、普段はチベット・ラサ駐在の身・・。
いつも黙って指をくわえて見ているだけなのである。

来月9月には例えば、
地元の民俗学研究者とともに、出羽三山を仰ぎ見ながら肘折温泉を散策するツアーがある。 
個人的な関心をいうと、温泉と霊地との関連がとっても気になる。

実は、平均標高四千メートルを超えるチベット高原にも温泉が点在しており、
行者グルリンポチェ縁の聖地となっていることが多い。 
チベットと日本という歴史的にも文化的にもかけ離れた地域の間に、
温泉に神秘性を付与するという共通性が見られるのは、人類学的にも興味深い。

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三徳山・三佛寺の境内にて

温泉は、身体の回復や治癒だけでなく、霊力や呪術との関わりが深い。 
日本の修験道が「水と火の結合体」である温泉に深い関心を寄せてきたのは、よく知られた事実である。 
今年の春、鳥取県の三徳山に行ってきたが、その麓に溢れる温泉(三朝温泉)が、
その行場の選定と関連しているのではないか、と直観的に感じた。 
妄想癖のせいか(笑)、その空間的なセンスに何かしらの物語性を感じてしまうが、
このあたり、日本という宗教文化の中に生きてきた我々は、
どうしても探ってみたい衝動にかられるのである。

肘折温泉と修験道・出羽三山の世界を、地元の民俗学研究者とともに歩く。

今回はラサで我慢の身だが、いつか必ず(!)体験したいと思っている。

そして、もうひとつ、ずっと昔から気になっていた風カルの講座がある。
それは、
30種類の木を覚える 初めての樹木観察(10月23日)

念願かなって、今秋はちょうど一時帰国の時期と重なるので、やっと行けそうである。
やったー!
先日、風カル担当の方にお願いして、やや強引に(笑?)予約を入れてもらった。
今からホンマに楽しみ。
チベット・ファンのみなさんも一緒に行きましょう!

*  *  *

最後に、
今秋10月16日、大阪で、「チベット概論」の講座をする予定です。
「概論」ときくと、ちょっと堅苦しい印象を受けるかもしれませんが、
ラサでの日常の話を中心に、スライドをたくさんお見せしながら、
チベットの文化、風習、宗教などについて、幅広くお話しようと思います。

また、10月2日には東京でチベット語講座のあとに、
風のツアーメイトの集合もあるようです。
僕も参加します。

今秋、みなさんにお会いできるのが、今から楽しみです。

Daisuke Murakami
8月21日
(ラサの)天気 曇りときどき雨
(ラサの)気温 15~22度 
(ラサでの)服装 昼間はTシャツ、シャツなど。 夜はシャツ、フリースなど。 日焼け対策は必須。 空気は乾燥しています。 雨具は持ってきたほうがよいでしょう。

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