添乗報告記●アルハンガイ草原乗馬とミニナーダム祭9日間(2019年8月)

添乗ツアー名 ●アルハンガイ草原乗馬とミニナーダム祭9日間
2019年8月17日(土)~8月25日(日)
文・写真 ● 山田基広(東京本社)

おかげさまでMongol Kaze Travelも2020年3月で創立20周年を迎えます。そしてまた温泉付直営ツーリストキャンプ「そらのいえ」も今年で10周年を迎えました。あらためまして皆様に感謝申し上げます。
ということで記念企画第1弾として、「そらのいえ」主催のミニナーダム祭を開催しました。

そらのいえのあるアルハンガイエリアとは

「そらのいえ」のあるアルハンガイは世界遺産「オルホン渓谷の文化的景観」として世界遺産に登録されているエリア。アルハンガイ=“肥沃な大地”がその名の由来となっているだけあって、自然豊かなエリアであるとともに、モンゴル最古の仏教寺院エルデニ・ゾーをはじめ、モンゴル最大の滝・オルホン滝や岩山に建てられた仏教寺院・トゥッフン僧院など見どころも豊富です。

ここで乗馬を楽しむ「アルハンガイ草原乗馬とミニナーダム祭9日間」と世界遺産観光を楽しむ「アルハンガイ世界遺産巡りとミニナーダム祭9日間」の2コースに分かれて、アクティビティを楽しみ、夕方には温泉で疲れを取り、ナーダム開催日を待ったのでした。

ミニナーダムはここがおもしろい

毎年7月11日、12日を中心に行われる国家ナーダムはモンゴル中から実力馬や屈強な力士が集まる迫力満点の祭りなのですが、実はモンゴルの各地でミニナーダム祭が随時行われています。規模の大きい国家ナーダムはスタジアムの客席や観覧席からの観戦となるのですが、村や地域ごとに行われるミニナーダムは、競馬や相撲を目と鼻の先で観戦出来るのが最大の魅力。ほとばしる汗や必死の表情で馬を走らせる子どもの表情を間近でご覧いただけます。

そして大興奮のミニナーダム開始!

今回はまずは競馬からスタート。15km先のスタートまで競走馬に跨った子ども達が速歩で向かっていくのを見送ります。しばらく待つと遠方から砂煙が!!会場が一気にざわつき始めます。
砂埃が見えたらあっという間に間近にせまってくる競走馬たち!子ども達の必死の表情に心打たれます。
競馬が終わると今度は相撲です。
この相撲には県の昨年・今年のチャンピオンが特別参加。村の力自慢たちが参加を表明し挑んでいきます。ガイドが特別参加するものミニナーダムの面白いところ。お客様の参加ももちろんOKです(怪我しないようにしてくださいね)。そして今回は順当に2強が決勝に残り壮絶な試合を魅せてくれました!

いかがでしょう。ミニナーダムの面白さが伝わりましたか?
次回、企画実施の際はぜひ!ご参加くださいませ!!