グアテマラの織物

グアテマラの織物。女性が着ているのがコルテです。

グアテマラの織物。女性が着ているのがウイピルです。

中米グアテマラはカラフルな民族衣装が有名な国です。村ごとに織物の模様に特徴があり、いろんな村を訪れると様々な民族衣装を見ることができてとても面白いです。

古都アンティグアから車で30分くらいのサン・アントニオ・アグアス・カリエンテスという村を訪れました。この村は原住民の方が多く住んでいて、グアテマラの中でも美しい織物が有名な場所です。女性達が家事の合間に時間を見つけて少しずつ織り、細かく複雑な模様のものは1日3センチずつ、約半年かけて完成させるそうです。複雑な模様なのに何も見ずに織っていくのには驚きました。

写真の女性が織ったものをお土産に1枚購入しました(写真)。グアテマラの国鳥ケツァールの模様がこの村の織物の特徴だそう。模様一つ一つに意味があり、裏表どちらからみても同じ模様が表れる高度な技法を使っています。ブータンやラオスなど風の旅行社で扱っている地域にはそれぞれ素敵な織物に触れることができますが、原色を使った華やかな織物を見たいということであればグアテマラがお勧めです!

サン・アントニオ・アグアス・カリエンテスの織物

サン・アントニオ・アグアス・カリエンテスの織物

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