パトレ村(ネパール)で2つの新年を祝う、年越しツアー

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2015年4月25日のネパール大地震、その後の余震で、レンガ造りの古い建物や長い歴史を持つ寺院や仏塔などが崩れ、カトマンズ盆地や近郊の村々の一部で家屋が全壊・半壊するなど甚大な被害が出たネパール。地震により家屋を奪われた多くの人々が、現在でも仮設家屋での生活を余儀なくされています。
風の旅行社では、震災3日後に「ネパール大地震支援金口座」を開設し、多くの方から温かいご支援をいただきました。風の旅行社ネパール支店は、その支援金を支援物資に充て、被災者へ直接手渡しで渡す活動を中心に、各地の団体から情報収集に努めてきました。


ネパール大震災・情報発信一覧


弊社では、スタッフが現地の視察や情報収集をもとに企画した「復興支援ボランティアツアー」を実施。2015年8月・9月に15人の方に、その後2015年の年末や2016年春には10人の方にご参加いただきました。
一人でも多くの方に行って欲しい。それこそが、復興に繋がるという思いでした。



その後…
2016年9月、2017年9月には、被災された村の子どもたちとサッカーで交流する、FOOTRAVELネパールツアーが実現! 待ちに待った日本人との交流試合に、村中が沸きました!
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添乗報告記●「FOOTRAVEL」ネパール・被災地の山村でサッカー交流!



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地震前に風の旅行社が農村ホームステイのツアーを組んでいたパトレ村は、本震の震源地に近く、激しい揺れで97棟ある村の家屋全てが全壊・半壊となるなど甚大な被害を受けました。その後、村人やボランティアの力で学校や一部の家屋の再建がなされ始め、ようやく復興の兆しが見えてきた状況です。

また、村のリーダーたちは、村全体で取り組んできた「村の伝統的な文化、生活、習慣、そして自然環境を守りながら、それらをホームステイを通じて体験してもらおう」というビレッジツーリズムの本格的な再開も目指しています。

弊社では今年の年末も、復興が進むパトレ村に滞在し、村のリーダーたちが目指す未来の村の姿のお話をうかがうと共に、グルン族の新年「タムーロサール」行事の再開と西暦の新年を祝いながら村人と交流することを主旨にした年越しツアーを設定しています。村の高台にあるゴンパから、初日の出に向かいネパールの復興を祈りましょう。
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以前パトレ村を訪れた方も、村の“今と未来”に触れるべく、再訪の旅としてもご活用いただければ幸いです。皆さまのご参加をお待ちしております。


パトレ村で年を越す年末年始ツアー